東京都大田区のテルース歯科 & Implant Office(インプラントオフィス)。院長である柳献作氏は、海外への関心と歯科医としての研鑽を目的に、オーストラリアに留学した経験を持つ。そこには「開業医になる前に、ひとまわり成長したい」との思いがあった。以来、20ヶ国で研修や指導、異文化交流を行ってきた柳院長が目指す歯科医療、そして日本の医療に対する思いとはどのようなものか。健康に関する活動にも精力的な女優、杉田かおる氏が聞いた。
外国人も対応可能。グローバルな歯科医院

インタビュアー 杉田かおる(女優)
柳 ありがとうございます。こちらが診察室です。完全個室なので、待合室ではなくこちらで直接お待ちいただくことも可能ですよ。
杉田 半個室ではなく、扉もしっかりと閉まるんですね。周囲を気にせずゆっくり治療してほしい方には嬉しいと思いますよ。そういえば、クリニックのロゴマークも地球がモチーフで、歯科クリニックには珍しいデザインですね。
柳 実は、私がデザインしたロゴなんですよ。ロゴの下に「Dental Tourism」とあるように、当クリニックでは海外の患者さんも積極的に受け入れているんです。日本在住の外国人の方もよく来院されますね。
杉田 まさしくグローバルな歯科医院なんですね! ちなみにどんな国の方が多いのですか?
柳 中国やインドネシアなど、アジアの方が中心ですね。私は英語のほかにスペイン語も少し話せるので、スペイン語圏の方もいらっしゃいます。私はこれまで、いろいろな国に出かけてきました。その中で、自分の拠点を持たない寂しさを感じていたんです。そこで、私が出会った人たちに「いつでもおいでよ」と言える場所を持ちたかったことも、当院をオープンした理由だったんですよ。