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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

情熱の理美容ディーラー
物より人を売る姿勢貫く

 

営業とは客に喜んでもらうために何をするか

 
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名高 始めて早々に一人でセールスを任され、いろいろと苦労もあったことでしょうね。
 
小野田 おっしゃるとおり、しばらくは目が回りそうでした。でも、そんな私にアドバイスしてくれるサロンの方がいまして。「あなたは何もわからないから良いんだよ」と言われたんです。仕事に必要なことは、業界の人に教わるのではなく、これから出会うお客様から学べばいい。そうすれば、お客様が本当に求めている、あなただけにできる営業になるはずだから、と。
 
名高 なるほど、その方との出会いが小野田代表の転機になったのですね。
 
小野田 ええ。また、別のサロンでは私が熱心に商品を勧めると、「小野田君、君はここへ来るのまだ3回目ぐらいだよね。どんな人かもわからない君からものを買う気にはなれないよ。だから君は、まず小野田君という人間を私に売ってください」と言われたこともあります。そのときは正直、何を言われているのかわかりませんでした(笑)。でも今は、相手からの信頼がないのにただ売り込んでも駄目なんだと理解できますね。
 
名高 一方的なごり押しは良くなくて、使う人のニーズに目線を合わせることが大事ということなんでしょうね。そうやって、お客さんから勉強したことは、小野田代表の大きな財産となっていることでしょう。
 
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小野田 ええ、お客様との付き合いで得たものがすべてだと思っています。この30年で私が身に付けた営業のスタンスは、お客様に喜んでもらうには何をすれば良いのかを考え、行動すること。これに尽きるんです。この業界では常に新しいものが求められるので、お客様が新しいものの中から自分にぴったりな道具や機材を選べるよう、誰よりも先に情報を集めて提供するのが私の役目だと思っています。
 
名高 ほかの同業者にはないアクトコーポレーションさんの優れている点、特長を挙げるとしたらどんなところですか?
 
小野田 今は、プロユースの道具も、インターネットで買える時代です。しかし、もしそうじゃないとしても、品ぞろえの点で他店より優れていると思ったことはありません。それより、お客様とフェース・ツー・フェースの情報交換を重ねることで、その人が今一番欲しいと思っているものを把握し、いち早く提案、提供できること。そして、そのお店を将来に向けてどう変えていけるか、一緒になって考えられることが最大の特長ではないでしょうか。