B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人の想いに寄り添う
生前整理と遺品整理

 

ものにも人生にも、無駄はない

 
glay-s1top.jpg
名高 これまでのお話をうかがって、江川社長が本当に人の気持ちに寄り添った仕事をしていらっしゃるのだと、とても良くわかりました。これからの展望についても、ぜひ教えてください。
 
江川 今後はより一層、生前整理の認知度を上げ、事業を拡大していきたいですね。また、海外でのリユースも積極的に行いたいと考えています。最初にもお話ししたとおり、生前整理はご自身がお元気なうちに身辺整理するもので、没後に遺産相続などでご家族に迷惑がかからないようにするという意味合いもあります。「自分にはまだ早い」とおっしゃる方も多いものの、何かあった後では取り返しがつきません。ご自身の立ち合いのもとで、ご家族への思いを残しておくということに意味があると思います。
 
名高 確かに、本人の意思が反映されるところが生前整理のメリットでしょうね。ちなみに、身辺整理とは家財限定の話なんでしょうか?
 
江川 いえ、財産や家、土地など相続に関わることや、保険など万一のときに必要となるお金のことも含まれます。いざという時にご家族が困らないようにするため、例えば加入している保険の詳細などをエンディングノートとして記録しておくことも、一つの生前整理なんですよ。
 
名高 なるほどなぁ。残される家族のためにも、いざという時に備えておきたい方にはありがたいサービスだと思います。では、海外でのリユースについてもうかがいましょう。
 
glay-s1top.jpg
江川 海外の貧しい地域では、調理器具さえ持っていない家庭が珍しくありません。買うお金がないどころか、そもそもその地域で売られてもいないんですよ。私も海外でそのような状況を多く見てきました。本当に、日本とは天と地の差だと思います。だから私は、日本で不要となった日用品などをその地域でリユースしたいと考えたんです。もっとも、これは事業というよりボランティアに近い形態で行うつもりでいます。例えばサッカーのイベントも絡めるなど、私ならではの方法でやっていきたいですね。
 
名高 それは素晴らしい。海外でサッカーをしてきた経験が大いに活かされそうですね!
 
江川 はい。小さな遺品一つとっても無駄なものはないと思いますし、同じように人生にも決して無駄なことはないと考えています。特に、友人や家族が周りにいない状況の中、単身海外でプレーしたことで、一人で壁を乗り越えられる強さが身につきました。これは現在もいろんな場面で活かされていると感じます。
 
名高 壁と向かい合い、乗り越えることで人は大きくなります。それは役者の世界でも同じですから、とても共感できますよ。今後も江川社長、そしてフォーエバーさんがどんな風に成長していくか、楽しみにしています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人の笑顔、そして「ありがとう」という言葉。それがあるから、頑張れます。
(江川雅信)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社フォーエバー
■ 本社 〒257-0003 神奈川県秦野市南矢名1-14-35-3F
■ 事業内容 生前整理/遺品整理/特殊清掃
■ 設立 令和元年8月
■ ホームページ https://www.for-ever.jp