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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

知力と知性を磨く塾指導
自他を幸せにできる人へ

 

学びの非同期を解消する新たな授業形態を

 
畑山 では、創智会さんについてうかがいましょう。もちろん、新たな試みがあって立ち上げられたのだと思います。その取り組みを啓明塾で展開しようとは思わなかったのでしょうか?
 
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鈴木 啓明塾はひとつの形としてできあがったと感じていて、せっかくうまく回っているところに変化を加えるのはどうだろうかと考えたんです。ただ、私の胸中には、現状維持ではいけないというモヤモヤもありまして。そこで2017年に創智会を立ち上げました。啓明塾は1クラス12名と比較的少人数です。しかし、創智会は1クラス6名。さらに生徒と近い距離で指導を行っています。
 
畑山 立ち上げから3年が経ち、モヤモヤの中から何か見えてきたものはありますか?
 
鈴木 ひとつ見えてきたのが「非同期」です。全員で一斉に同じことをしようとすると、必ずどこかで無駄が生じると感じるようになりました。例えば、先生が授業中に話す内容は、ある子には必要でも、別の子には必要ないこともあります。だから私は、一人ひとりが違うことを、同時進行で行える授業システムをつくりたいと考えました。現在、映像授業をDVDからネット配信に切り替えています。なぜかというと、手元のタブレットで一人ひとりが自分に必要な授業映像を観られる環境にするためです。
 
畑山 それは良いですね! でも、それならば個別指導でも良いのでは、という意見もありそうです。
 
鈴木 仲間でありライバルであるクラスメイトという存在が、成長には大切です。ライバルがいる教室の熱気は、大きなエネルギーになるんですよ。私は、塾長として教室のそうした空気をとても重視し、良い雰囲気にしている自信がありますよ。なぜならこの塾をつくるスタッフも、その大切さをよく理解しているOB・OGばかりですから。
 
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畑山 クラスメイトの存在が成長に大切というのは共感できるなぁ。ボクシングでも合同トレーニングがあります。個々で課題を持ってトレーニングに打ち込む中で、「この時間はみんなでタイムトライアルしよう」などと取り組むこともあり、それが良い刺激になるんですよ。結果的に、一人の練習より効率が上がります。
 
鈴木 私が感じていた胸のモヤモヤも、生徒たちに無駄なことをさせているという意識があったからでしょう。今の高校生は受験生でなくても、クラブ活動などで忙しいですから、なるべく効率的に学ばせてあげたいなと思います。
 
 
 
 

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