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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ペットに優しい家を提案
新しい街を目指して

 

日本はペット業界における発展途上国

 
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川上 私はスウェーデンで生まれ育ちました。EUや欧米などの先進国では、動物愛護の精神から、ペットにまつわる法律がしっかりと定められています。ペットと一緒に利用できる電車車両や飲食店、デパートなどもあります。それに比べると、日本のペット業界は100年ほど遅れていると言われていて残念です。私も何かしらの役に立ちたいという思いから、一般社団法人「ねこと今日 Neko-to-kyo」を起ち上げました。コンセプトは、「猫と人の心地よい暮らしを提案したい」というものです。
 
菊池 それは素晴らしいですね! スウェーデンやドイツは、犬や猫の生体販売に関する法律も厳しいため、ペットショップはほとんどないと聞きました。当たり前のようにペットショップが乱立している日本とは、根本的なところから考え方が違うと思います。
 
川上 そのとおりですね。先進国の多くは、人とペットがどう共生していけるかを考え抜き、常に改善に努めていると思います。スウェーデンでは、ペットにしやすい犬のブリーディング体制や、犬だけで過ごさせないようにする時間の規制、ペットシッターによるケアなども充実しているんですよ。
 
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菊池 いやあ、羨ましい話です。日本も、ペットを大事にし、一緒に気兼ねなく外出できる社会になってほしいですね。日本のペット業界には歪んだ面もあって、一筋縄ではいきません。でも、ペットに対する意識改善のために、私も頑張っていきたいです。
 
川上 同感です。ところで、エストプロデュースさんのペットシッター事業には、どのような特長があるのでしょう?
 
菊池 ペットシッターは、みんな、ワンちゃんや猫ちゃんなどのペット飼育の経験豊富な有資格者スタッフが担当します。遊びたい盛りのペットを思い切り遊ばせてあげたり、いつも通っている散歩コースを使ってストレスフリーな環境を整えたり、細やかなケアを行います。また、動物病院やトリミングサロンなどへの送迎も行います。もちろん、食事にも対応していますよ。
 
川上 至れり尽くせりですね。飼い主さんも、安心して大事なペットを任せられると思います。