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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

希望を叶えるリフォーム 経験と自在な技で可能に
建築業タナカ 代表 田中雅啓

 
プロフィール 大阪府出身。高校卒業後、大工や現場監督として活躍していた父親の姿を見て、自身も大工の道へ。数々の建築現場で経験を積み、腕を磨いた。32歳で独立し、建築業タナカを立ち上げて以降、拠点のある淀川区を中心とした大阪市内で、内装工事やリフォームをはじめ、外構工事、雨漏り修理、外壁塗装、増改築など、住宅関連のあらゆる工事の注文に応じている。【ホームページ
 
 
 
建築業タナカの田中雅啓代表は、大工としてその道約40年という、まさに脂の乗り切ったプロ中のプロである。近年は新築に比べてより柔軟さが求められるリフォームに注力。家の建築年数からすぐさま壁に隠れた構造を見抜き、リフォームの勘所を外さぬ眼力は、もはや余人をもっては代えがたい域にまで達している。自身も田中代表に家の工事を依頼したというタレントのタージン氏が、あらためて建築業タナカのすごさに迫る!
 
 
 

多趣味の凝り性はカメラ好きだった父親譲り

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 建築業タナカの田中代表は、B-plusに3回目のご登場です。いつも通り“田中さん”とお呼びしますね。今回は趣向を変えて、ご実家にお邪魔しています。このお部屋、カメラがたくさん並んでいますね。これはどなたのものですか?
 
田中 父の趣味だったんですよ。気に入ると買って、を繰り返すうち、気が付けばこれだけのコレクションになったようです。どれほどの値打ちがあるかちょっとわかりませんが。
 
タージン 確か、お父さんも建築業界におられた方でしたね。
 
田中 はい。私と同じ大工でした。ただ、世間が思う大工像とはだいぶ違った人で、カメラのほかにもいろんなものに凝っていたみたいです。そのあたりの多趣味なところは、私たち子どもも受け継いでいますね。
 
タージン わかります。田中さんと話していると、いい意味で、どこか大工らしくない印象を受けます。ストイックな職人でありつつ、同時に教養豊かな文化人でもあるような、人間としての奥行の深さみたいなものを感じるんですよ。
 
田中 あまり持ち上げないでください(笑)。