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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

災害時のための貯水槽で
安全・安心な水を確保

 

水の備蓄が必要ということを知ってほしい

 
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千葉 引き続き、事業内容についてお聞かせください。
 
白石 土地活用プランナーや保険代理店、一級建築士事務所としても事業を展開しながら、水蔵の普及に向けて、販売と設置を手がけています。水蔵は、震災などのいつ起こるかわからない非常事態のときに、飲料水と生活用水を確保するための貯水装置です。ですから、災害時に避難所として利用される場所に設置していただくと効果的ですね。装置は、建物に引き込まれている水道管に、直接タンクを設置する形状になっています。そのため、普段は水道水がタンクの中を流れているので、内部には常に新しい水が満たされているんですよ。85Lの一般住宅用の装置で、4人家族が一週間程度生活できる飲料水を確保できます。しかも、水蔵は30年以上メンテナンスをしなくても大丈夫。電源が不要なので、維持費もかかりません。
 
千葉 えっ!? メンテナンスフリーでランニングコストもゼロですか! 何か特別なことをしなくても、勝手に災害時のための飲料水が備蓄されるなんて、素晴らしいです。
 
白石 水蔵は災害時に転倒や破損する心配がない地中に埋め込むタイプと、マンションに設置できる2タイプを用意しております。タンクの容量も豊富に種類が用意されているので、大規模施設からご家庭用まで、さまざまなシチュエーションに対応できますよ。仮に病院に設置したとすると、災害時に透析患者さんの治療をするのに使うことも可能です。大きな災害があったとき、水の備蓄が足りずに透析患者さんの治療ができない病院があったと聞いています。そういう事態への備えにもなるんです。
 
千葉 家庭用だけでなく、病院や避難所で使える大型のタンクも用意されているんですか。近頃では避難所の数が足りないという話を聞くこともありますし、個人でも備蓄をしておく必要があるかもしれませんね。
 
白石 そうですね。災害時の備えというと、電気に注目して発電機を設置する方が多いんです。でも、実はライフラインの中で、災害が起きたときに復旧が一番遅いのは水道なんですね。もし震災などによって水道管が破裂してしまったら、1ヶ月くらいは復旧できない可能性もある。頼みの綱の給水車も、台数の少なさと災害時のパニックの影響ですぐには来られないので、水を確保することができなくなってしまう恐れがあります。
 
緊急時の飲料水をランニングコストなしで確保できる
緊急時の飲料水をランニングコストなしで確保できる
千葉 震災で水道管が破裂すると、復旧にはかなりの時間がかかるんですね。それならやっぱり、いざというときのための水を確保する準備をすることが大事だと思いました。
 
白石 そうですね。震災などの大きな災害は、将来また、必ず起こると言われています。東京オリンピックに向けた準備をするのと同じような感覚で、国や自治体には災害に対しての備えの意識を強く持っていただきたいです。
 
 
 
 

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