B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

道路工事の申請はお任せ
図面も描ける行政書士!

 

絶対に事故が起きない工事現場にする

 
glay-s1top.jpg
川村 道路工事というと、現場で汗を流す職人さんの姿を思い浮かべます。でも、その後ろには岡田代表の隠れたサポートがあったんですね! 現在、岡田代表はどれくらいの数の申請をしていらっしゃるのでしょうか。
 
岡田 当事務所で手がける許可申請は年間200件ほどですね。また、1件の許可を得るには最短で数日、長ければ1ヶ月以上かかる場合もあります。道路工事の申請は交通量や信号の数、周辺の駐車場の状況など、調査しなければならない項目が多岐にわたり、近年は道路の運用が高度化しているため、提出する書類の種類も増えつつあるんですよ。
 
川村 ということは、図面の作成にも精密さが求められるのではないですか?
 
岡田 おっしゃるとおりです。特に都心部などでは、人や車の交通を妨げる道路工事は簡単にはできません。そこで求められるのが、正確な図面を用意して、少しでも効率良く安全に工事を進めることなんです。限られた準備期間の中で、いかに交通への負荷が少なく、工事が滞りなく行われるかを図面に書き記し、スムーズに許可を得られるよう努力しています。
 
川村 岡田代表のお仕事は、私たちの生活を守る道路工事の、屋台骨を支える縁の下の力持ちだったんですね。それでは、岡田代表が現在の事業をスタートさせるまでの歩みもお聞かせください。
 
岡田 私は18歳の時から道路工事の施工業者で勤務し、現場監督も務めました。その頃から道路工事の図面の作成業務も担当していたんです。そして、図面を描くことが楽しかったので、この仕事に専念しようと26歳で独立し、インテク建設サービスを設立しました。その後、図面を作成するだけでなく、その他の書類と一緒に申請まで行えたほうが、建設会社さんや施工業者さんにとっても便利だろうと考え、行政書士の資格も取得して道路法務行政書士事務所を立ち上げました。
 
川村 なるほど。ご自身が現場監督や図面の作成をしていたご経験は、大きな強みになっているのでしょうね。
 
glay-s1top.jpg
岡田 そうですね。一般的に、道路工事の許可申請を行う行政書士は大勢います。しかし、実際に施工管理の経験があり、しかも、土木施工管理技士の資格を持っている行政書士はほとんどいないはずです。私は独立以来、20万枚もの図面や書類を書いてきました。これは、道路工事の申請としては日本一の枚数だと思います。
 
川村 それはすごいですね! 岡田代表が図面を描くときに、気を付けていらっしゃることはなんでしょうか?
 
岡田 “動きやすい工事現場”にすることですね。人員や機械の配置がずさんな工事現場では、作業の効率が落ち、危険度も高まってしまいます。私は、自分が申請した工事現場で絶対に事故を起こしたくないんですよ。ですから、お客様から提示された条件に無理があれば丁寧に指摘し、ご説明します。そのように、事前の準備を徹底したうえで、安全を追求しているんです。おかげさまでこの20年間、私が申請した道路工事で重大な事故は1件も起きていないんですよ。