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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域に根ざして50年 わがままを叶える工務店
有限会社太田工務店 代表取締役 太田優一

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球評論家)
狩野 有限会社太田工務店さんの太田優一社長と、ご子息である太田輝専務にお話をお聞きします。御社は1970年設立の老舗工務店とうかがっています。太田社長は2代目だそうですね。
 
太田(優) 父の代は土木工事を中心に行っていました。私は東京で建築を学んでいまして、1級建築士の免許を取得したことから、建築事務所設立という形で会社を承継したんです。現在は、住宅や店舗の設計・施工・リフォームから、ガラス1個を修復する細かな案件まで柔軟に対応しています。
 
狩野 なるほど。お好きな分野を通じて、事業の幅を広げられたわけですね。
 
太田(優) そうですね。仕事の内容が変化する中でも、父の言葉や志は今も引き継いでいますよ。例えば、「支払いは手形でなく現金で行う」「お客様への約束や工程は必ず守る」こと。シンプルですが、父からの教えは本当に大切なことばかりです。
 
狩野 当たり前のことを丁寧に続けるのが一番難しいと思いますよ。お父様から受け継いだ哲学を貫いてきたからこそ、50年もの長きにわたり、地域で愛されてこられたのでしょう。ご子息も専務としてご活躍中ですから、将来も安泰じゃないですか! 輝専務は、最初から太田社長のもとで修業されたのですか?
 
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専務を務める太田輝氏
太田(輝) いいえ。私は大阪の専門学校で建築を学んだ後、地元の別会社で3年ほど経験を積み、2009年に25歳で弊社に入社しました。2級建築士の免許を取得し、古民家の建築を専門的に学んできたんです。
 
狩野 古民家とは、御社にとって新しいジャンルではないでしょうか。会社にとっても心強い存在ですね。
 
太田(優) そうですね。息子やスタッフのサポートのおかげもあって、2017年に「和がまま家」という自社ブランドを起ち上げました。「お施主様の夢と理想をサポートする感動のオーダーメイドハウス、オンリーワンの家を提供する」というコンセプトです。施主様の趣味やご要望を丁寧にヒアリングしながら、どんな“わがまま”なご依頼にも全力で向き合い、設計しています。