車離れの時代だからレンタカー事業を開始
川邉 私はもともと、大阪府で会社員をしていました。しかし、仕事が合わずすぐに退職しまして。自営業で生きていこうと腹をくくり、車雑誌のカメラマンになるなどさまざまな経験を積みました。そして、最終的には人と接する仕事がしたいと感じ、VSIを創業したんです。実は、その頃からEIGHTの構想も練っていたんですよ。ITにしろレンタカーにしろ、アイテムはあくまでも商材の一つ。私は人のつながりに背中を押していただき起業できましたし、特別な才能を持っていない私に付き合ってくれるスタッフには本当に感謝しています。
石黒 川邉社長がおっしゃるようにEIGHTさんの商材は自動車。これは、車雑誌のカメラマンという経験を生かしたのでしょうか。
川邉 それだけでなく、もともと私は自動車販売を手がけていた時期があるんですよ。今は車離れの時代と言われています。しかし、だからこそ一人ひとりのお客様とより密接に関われるチャンスと判断し、レンタカー事業をスタートしました。特に介護レンタカーは車いすをご利用の方を乗せても、普通免許で運転できるため、需要が伸びているところなんですよ。