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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

馬がくつろぐ乗馬クラブ 引退した競走馬も活躍中
Stable Liebling  代表 伊藤俊和

 
プロフィール  群馬県出身。中学で馬術を始める。当初の夢だった高崎競馬場のジョッキーになることは叶わなかったものの、およそ30年にわたって競走馬の育成や乗馬クラブの仕事に携わり、馬一筋に働いた。そのかたわら、障害馬術の腕を磨き、日本馬術連盟のA級ライダーとなる。2017年12月、看護資格を持つ八木めぐみ氏とともに乗馬クラブStable Lieblingをオープンした。【ホームページ
 
 
 
群馬県南東部に立つ上毛三山の一つ、赤城山のふもとで営業する乗馬クラブ「Stable Liebling(ステーブルリープリング)」。ドイツ語で「Liebling」は「大切なもの」を意味し、その名のとおり、馬を愛し大切にする意志が、クラブを守るスタッフをはじめ、施設の隅々にまでしっかりと貫かれている。「馬はやめられない」という思いを共有する伊藤俊和代表と八木めぐみ氏の2人に、これまでの歩みやクラブのポリシーについてうかがった。


 

全自馬オーナーが集うアットホームなクラブ

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 群馬県前橋市にある乗馬クラブStable Lieblingさんにやって来ました。山あいの緑豊かな環境と一つに溶け合うような開放的な施設で、向こうに見えるお馬さんたちも居心地が良さそうですね! どんな特徴を持ったクラブなのか、ご紹介いただけますか?
 
伊藤 オープンしたのは2017年12月ですが、実は、この馬場自体はもっと前からあったんです。もともと、私の師匠に当たる人と共同で整備しており、しばらく放置された状態だったところを、運良く利用できることになりました。ご覧のとおりの山の中ではあるものの、馬にも自分たちにとってもいいところですよ。
 
八木 当クラブは牧場の馬を一般にお貸しするのでもなく、会員さんと共同保有する形でもなく、全自馬──つまり一頭の馬を100%所有者であるオーナーさんだけにご利用いただいています。裏返せば、ここの馬たちは一頭一頭すべてにご家族がいるということ。私たちは、あえてその点にこだわっているんです。訪れる方と馬の結びつきが強い、アットホームな乗馬クラブであることを誇りとしています。ホームといっても、小さい、古びた山小屋ですけれどね。
 
杉田 そんなことないです。日々の維持管理が行き届いていることが、一目でわかりますよ。それがすべて、馬たちへの愛情の表われであることも!
 
 
 
 

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