中学時代から変わらぬ夢を叶えて治療家へ

インタビュアー 水野裕子(タレント)
土井 小学生からずっと柔道に打ち込んでいたので怪我が多く、そのたびに近くの接骨院にお世話になっていました。優しく、手際よく対応してくれる先生に憧れを抱き、中学2年生のとき「将来こんな仕事ができたらいいな」と思ったんです。
水野 中学生ですでに、将来進む道を決めていたんですね。
土井 はい。その気持ちは変わることなく、高校卒業後、迷わず柔道整復師の専門学校へ進学しました。その後、接骨院や整形外科、神経内科病院などで13年間みっちり臨床経験を積んだんです。その中で医療業界の現状を目の当たりにし、利益の追求ではなく、患者様の一番近くで寄り添いたい思いが強くなったことから独立し、10年前の2009年に開院しました。
水野 開院したばかりの頃は、ご苦労もあったことでしょう。
土井 最初は、自分の知識や手技だけでは思うように患者様を痛みから救えず、今まで学んできたことに何も意味がないのかとさえ思いました。それなら自分が納得できる方法を確立するしかないと試行錯誤を繰り返し、自分なりの療法や理論を考えるようになったのです。そこから生まれたのが、YD骨格矯正こと「YDテクニック療法」なんですよ!