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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

老舗の誇りと新しい発想 時代に合ったデザインを
ヒロタ印刷製袋株式会社 代表取締役 永田正次

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン ヒロタ印刷製袋株式会社さんは1890年創業、1950年に法人化した老舗だとうかがっています。まず、永田社長のこれまでの歩みから教えてください。
 
永田 最初の就職先はプラスチック成型会社です。仕事は楽しかったのですが、刺激が少なくて・・・。20歳のとき、父が役員として勤めていたヒロタ印刷製袋株式会社に転職し、2003年に35歳で5代目に就任しました。
 
タージン その若さで会社を引き継がれた経緯が気になります。
 
永田 当時はバブル崩壊後の痛手がひどく、65歳の高齢だった先代では、銀行からの融資が難しいと言われました。若い社長に代変わりすれば会社存続も可能だということで、私に白羽の矢が立った次第です。
 
タージン 借金も引き継がれる厳しい門出だったと。引き受けるかどうか大きな決断でしたね。
 
永田 幼い子を抱えていたので、かなり悩みました。ただ、メイン事業の和菓子包装デザインを外注から自社制作へ切り替えた時期で、新たな仕事の楽しさも見出していたので決意できたんです。
 
タージン 和菓子のパッケージ企画は今も主力事業だとうかがっています。
 
永田 はい。関西一円の和菓子店からご注文をいただいています。手提げの紙袋やサービスカードなどのデザインも承っていますよ。
 
タージン 和菓子屋さんの紙媒体なら、何でもお任せという印象ですね。デザインはどのように行うのでしょう。
 
永田 事前のヒアリングでお客様のご要望を詳しくうかがって、デザインを考えます。店舗に足を運び、お店に合ったデザインをご提案することもありますね。和菓子の箱をデザインしたときは、珍しさもあってか、大ヒットにつながりました。売り上げアップに貢献できたことが、何より嬉しかったです。ぜひご覧になってください。
 
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タージン これは素敵なデザインだ! 中身が見えるのもいい。同じ価格なら、箱入りを選ぶお客さんは多いでしょう。包装デザインが変わるだけで目新しいですよ。
 
永田 時代に合わせた新しい提案ができるよう、常にアンテナを張っています。
 
タージン ひな祭りや端午の節句など、季節感を取り入れるのもおもしろそうだ。遊び心もデザインに生かせそうですね。
 
永田 良いアイデアですね! 実は、今後さまざまな和菓子屋さんの取り組みや特長を取材して、新聞のような紙媒体をつくりたいと思っています。おもしろい和菓子屋さんもありますから、多くのお店を紹介していきたいですね。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
無理をせず、可能な範囲で仕事に取り組むことです。気持ちが楽になり、仕事を楽しめるようになりますよ。
(永田正次)
 

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ヒロタ印刷製袋株式会社

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