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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大自然のお裾分け 自家栽培の苔インテリア
苔・なっこ 代表 中川秀行

 
プロフィール 大阪市出身。大学時代は役者を志し、劇団の養成所に通っていた。23歳で上京するも、建築会社を経営する父が体調を崩し帰阪。事業を承継して経営に精を出す日々を送り始める。社屋を新しくする際に苔のオブジェを置いたことがきっかけで、自らも培養するように。2013年に苔の専門店「苔・なっこ」をオープンした。自家培養された苔は枯れにくく活着しやすいと評判で、特に陸生ウィローモスは愛好家からも高く評価されている。【ホームページ
 
 
 
海で生まれた生命が陸へと進出し始めた4億年前。最も早く地上に出てきた植物の一つが苔だとされ、地球上の酸素の供給源として大きな役割を果たしたと言われている。それを踏まえると、苔は生きとし生けるものの母であるとも言えるだろう。その苔に魅力を感じて独自の培養方法を研究し、試行錯誤の末、専門店を構えるまでになったのが「苔・なっこ」の中川秀行代表だ。手がける作品へのこだわりや苔への愛を存分に語ってくれた。
 
 
 

メディアからも注目される苔の専門店

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 テレビやラジオでもたびたび紹介されている、苔の専門店「苔・なっこ」さん。まず、中川代表のこれまでの歩みを教えてください。
 
中川 はい。私は学生の頃は役者志望だったので、劇団の養成所に通い、23歳で大阪から上京しました。しかし、24歳のとき、建設会社を経営する父が体調を崩したため地元に戻って会社を継ぐことになったんです。その後、長らく建設会社の代表を務めたのち、息子に事業承継を考え出した頃、社屋を新しくすることに。それで、温もりのある内装にしたいと考え、天然木の家具やメダカ鉢などをそろえた中に、苔の飾りもあったんです。
 
畑山 つまり、苔とは偶然の出会いだったのですね。
 
中川 もともと苔に関心はありました。しかし、自分で育てようとまでは考えていませんでしたね(笑)。ただ、実際に育ててみると実に奥が深くて夢中になりました。また、息子には一人前の経営者になってほしいとの思いもあり、会社から距離を置くためにも良いだろうと考え、この店を始めました。
 
畑山 中川代表をそこまで魅了した苔の世界に、ますます興味が湧いてきます。それではたっぷりと苔についてうかがいましょう。
 
 
 
 

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