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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 秋田県出身。高校で測量を学んだ後、地元で就職。都会で自分を試したいとの思いが強まり、27歳のときに家族と共に上京。3年間東京の測量会社に勤務した。2011年に(株)ランデックスを設立。当初は1人だった人員を9名にまで増員する。少しずつ実績を積み上げて事業を拡大した。何事にもまずは挑戦するというポリシーを貫き、さらなるステップアップを目指している。【ホームページ
 
 
 
社会人になってから一貫して測量の仕事に携わってきた、株式会社ランデックスの藤本大士代表取締役。何事もまずはやってみる挑戦の姿勢を貫き、会社という組織をつくり上げる夢を叶えた。第2創業期である2018年現在は、組織の成長に取り組んでいる。業界では珍しいノー残業をはじめ、従業員が気持ち良く働ける環境を整えるべく、待遇面の充実を模索中。家族が生きがいだと言い切る藤本社長に、仕事への思いをうかがった。
 
 
 

会社をつくることを目標に測量一筋

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 敷地調査をメインに事業を展開されているランデックスさん。藤本社長のご出身は秋田とうかがっています。どのようなきっかけで上京されたのですか?
 
藤本 高校を卒業して地元で測量の会社に勤める中で、「都会に出て挑戦したい」と思うようになりまして。27歳のときに家族を連れて上京しました。
 
石黒 そのときには、もう起業をお考えだったのでしょうか。
 
藤本 そうですね。私は、ずっと会社という組織をつくりたいと思っていたんですよ。安定した組織をつくるために、まずは都会と地元での働き方の違いを把握しようと、3年間測量の会社に勤務しました。起業したのは2011年です。
 
石黒 ということは社会人になってから一貫してこの業界に携わっているのですね。
 
藤本 ええ、高校でも測量を学んでいたので何の迷いもありませんでしたね。
 
石黒 本当に測量一筋なんだ! 私はあまり測量に詳しくなくて・・・。仕事内容を具体的に教えていただけますか。
 
藤本 建物をつくるためには必ず設計図が必要ですよね。その図面を作成するために土地の寸法や角度、高低差などを測っているんです。正確な図面には正確な測量が必要ですからね。