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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

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常に100%の仕事が求められる

 
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三浦 石坂社長をはじめとするSEの方々は、きっと黙々とパソコンに向かって作業をするのが苦にならないのでしょうね。僕はずっと身体を動かす仕事をしていたので、デスクワークは苦手です(笑)。
 
石坂 ひたすらパソコンと向き合って、コツコツ仕事をするのが好きな人じゃないと難しいでしょうね。ただ、パソコンが好きな人でも、趣味で扱うのとは求められるものが異なります。実際、専門学校でプログラミングを学んだ若い人が、理想と現実とのギャップを目の当たりにして、転職するケースも少なくありません。
 
三浦 インターネットの知識に長けた若い世代でも続かないとなると、相当シビアなんですね・・・。
 
石坂 そうですね。仮に銀行のシステムで不具合が生じたら、ニュースでも取り上げられる大問題になりますよね。
 
三浦 そういえば、数年前にメガバンクのATMがしばらく使えなくなったことがありましたよね。大々的に報じられていたのを覚えています。
 
石坂 いっぽうで、システムが正常に動いていることを報じてくれるニュースはありません。正常に動いているのが当たり前だからです。
 
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三浦 確かにそうだなあ。普段は何も考えずATMを使っているものの、どこの銀行でもコンビニエンスストアでも、リアルタイムで、かつ正確に銀行取引ができるなんて、ひと昔前から考えれば奇跡的なことですよね。
 
石坂 デジタル化をすれば便利なことは世の中にたくさんあります。ところが、つくり手の作業は意外にアナログで、例えば、プログラマーが1文字打ち間違えただけでプログラムは正常に動きませんし、その間違いを探すのも、人間が目で追っていくしかありません。システム開発という仕事は80%、90%が正しければいいというものではなく、常に100%の仕事を求められるんですよ。
 
三浦 僕たちがデジタルの恩恵にあやかれるのも、つくり手の方々の血と汗と涙があってこそというわけか・・・。全く知りませんでした。
 
石坂 もちろん、涙、涙のときばかりではありませんよ(笑)。正常に動いて当たり前の仕事であっても、発注者であるお客様は、私たち開発者に対してお礼を言ってくださいます。私たちはその「ありがとう」を喜びに換えることで、日々の仕事を楽しんでいるんです。
 
 
 
 

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