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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 群馬県出身。10代の頃から建設業界に入り経験を積む。2006年、26歳のときに独立。2014年には法人化し、(株)ASUKAを設立した。建設業界ならではの“タテ社会”という古いしきたりを壊し、スタッフ同士が立場を気にせず助け合える環境を目指して、特に若い世代の人材育成に情熱をそそいでいる。地域密着のスタイルを貫き、顧客が求めているサービスの研究に余念がない。【ホームページ
 
 
 
群馬県伊勢崎市で、エクステリア工事やリフォーム工事を手がける株式会社ASUKA(アスカ)。代表取締役の谷津敬介氏は、スタッフ同士が立場を気にせず腹を割って話せる会社、無礼講で楽しめる集団こそが働きやすい職場だと話してくれた。また、人材の育成にも力を入れている。谷津社長は、これから出会う志を持った若い世代の人々へ、「もっと目的意識を持って業界に飛び込んでほしい」と熱いメッセージを送る。
 
 
 

スポーツは人生の縮図

 
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インタビュアー 吉村禎章(野球解説者)
吉村 群馬県伊勢崎市で、エクステリア工事やリフォーム工事を手がけていらっしゃるASUKAさん。地元群馬で生まれ育った谷津社長は、どのようなお子さんだったのでしょう。
 
谷津 野球が好きだった父の影響で、子どもの頃は毎晩、テレビで巨人戦を見ていましたね。うちには昨年2016年に小学校へ上がったばかりの双子の男の子がいて、1人はサッカーを、もう1人は「野球をする」と言ってくれているんですよ。ただ、子どもが野球を始めたら、どう教えたらいいのか迷っていて。野球のルールは複雑だし、キャッチボールをしても、小学1年ではなかなか球を取れませんから。
 
吉村 まだ1年生なら無理もありませんよ。最初のうちはおもちゃのボールを使ったり、軽いプラスチックのバットで打たせてあげたりすると、興味を持ってくれるのではないでしょうか。
 
谷津 何かに興味を持たせたり、一歩前に踏み出させたりすることって本当に難しいのだと改めて実感しています。どんなスポーツでも、泣いたり笑ったり、心理戦があったりしますよね。スポーツは良い意味で人間的になれると思っていますよ。