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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

各種事業を通して
夢追い人を応援!

 

成し遂げたい人をサポートする器になりたい

 
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小峰 ここでは農園と同時に、友人たちと集まってバーベキューや映画上映などのイベントも開催して楽しんでいたんですよ。その頃、私は保険代理店業で独立して家を買おうと思っていたところで、どうせなら人が自然と集まるここに建てたほうが良いと思いまして。そうして当初は、仕事の拠点にすることなどは特に考えず、コミュニティーの核としてこの施設を建てました。現在もバーベキューなど様々なイベントを開催している他、忘年会や結婚パーティー、ヨガ教室に英会話など、あらゆる用途でご利用いただけるレンタルスペースとしても貸し出しています。
 
鈴木 小峰社長をはじめ、仲間たちの趣味が詰まった場所を自分たちだけでなく、より多くの人に楽しんでもらおうと開放されたわけですね。コミュニティーの中心地としてこんな場所があったら、自然と集まりたくなりますよ。ところでその他にも多彩な事業を手がけておられますよね。会社全体としてはどんなコンセプトを掲げていらっしゃるのでしょうか。
 
小峰 私が事業を興す時に考えたのは、「何かを成し遂げたい人をサポートする、器のような会社になりたい」ということでした。そこで従業員同士が安心して切磋琢磨し成長できるよう、会社を法人化。本業としているのは保険代理店業で、飲食店のアルバイトを含めると、現在従業員は20名ほどいます。どの事業でも、従業員の成長のため、任せられるところは任せるようにしていましてね。それぞれが責任感を持って強くなれる組織なら、どこまでも大きく伸びていくことができると考えているんですよ。
 
鈴木 小峰社長にとって、人が育つ姿を見ることが何よりの楽しみなんでしょうね。
 
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小峰 おっしゃる通りです。理念に掲げているのは「人の成長にコミットし続けること」。そのために従業員全員が物事の中心となれる状態をつくり出す。それこそが、会社という器の役割ではないでしょうか。
 
鈴木 サッカーでも、僕がいた浦和レッズはチームやサポーターの絆が強かったから、クラブとして成長できたように思います。同じように目的を持った人が多く集まるところではその思いが熱量となり、人を成長させてくれますよね。それになんといっても、小峰社長ご自身がバイタリティのある方なので、従業員の皆さんに良い刺激を与えていると思いますよ。
 
小峰 何事もまずやってみないと気が済まない性格なんですよ(笑)。物事が成功するかどうかは、当事者でないとわからない。続けるべきか撤退すべきかは、動きながら判断すればいいと思っているんですよ。だからもしかすると今があるのは、失敗を失敗と思わずに続けてきた結果なのかもしれません。