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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 群馬県出身。10代から現場作業員として仕事を始める。その後、エクステリアや各種リフォーム工事にも携わり、経験を積んだ。2006年に独立し、飛鳥工芸を設立。2014年に法人化し、社名を(株)ASUKAに変更して現在に至る。現場の施工を基本的に自社で行うことで、高品質とコストカットを同時に実現。その高い技術と明るい人柄で、多くのユーザーから厚い信頼を寄せられている。【ホームページ
 
 
 
他店見積徹底対抗を掲げる株式会社ASUKA。数あるエクステリア・リフォーム工事会社の中でも、「他店よりも低価格で施工を行う」ことを、これ程明確に打ち出している会社は少ないだろう。ASUKAではスタッフが営業として活動し、谷津敬介代表取締役自らが現場仕事を担うことで、経費を最大限カットしつつ高品質の施工を可能にしている。これこそが「課題が多い業界だからこそ特色を出さないといけない」と語る谷津社長が導き出した1つの答えだ。
 
 
 

10代から住宅に関わる様々な工事を経験

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 エクステリアやリフォーム工事をはじめ、建築工事全般を手がけるアスカさんにお話をうかがいます。谷津社長はいつから、この業界に?
 
谷津 職人として働き始めたのが10代の頃。そこから、エクステリアやリフォーム工事などたくさんの住宅の工事で経験を積みました。
 
吉井 住宅の工事と一口に言っても、内容によって必要な知識などが全く違いますよね。大変ではなかったですか。
 
谷津 大変だったけど、どんどん新しいことにチャレンジするべきだと思ったからね。どの業界でもそうだと思うけど、「ここまで来たから終わり」じゃなくて、「ここまで来たら、次のステップに進もう」と勉強することが大切なんじゃないかな。特に建設業界は競合も多いですし。本当は勉強は嫌いだけど(笑)。
 
吉井 その気持ちはわかります(笑)。でも、若い頃からしっかりと将来を見据えていたんですね。独立のきっかけはどのようなものだったんでしょう?
 
谷津 初めての子どもが双子だったこともあり、「このままじゃ、家族を食べさせていけないなぁ」と思って。守るものができたからこそ、あえて攻めようと決意したんです。