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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

体にやさしい整動鍼で 心身の不調を根本改善!
はり・きゅうルーム いろどり 院長 仲村義昭

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 兵庫県西宮市にある、はり・きゅうルーム いろどりさん。鍼灸を手がける仲村義昭院長とリンパケアを手がける奥様の寺前美鈴さんにお話をうかがいます。まずは、仲村院長の経歴を教えてください。
 
仲村 もともと私の父が奈良県で鍼灸整骨院を経営していて、ケガをするたびに施術をしてもらっていたんです。鍼灸を身近に感じた私は明治鍼灸大学に進学しましてね。卒業後は父の整骨院で10年ほど働きながら専門学校に通い、柔道整復師の資格も取得しました。その後はリハビリや老人医療に興味を持ち特養老人ホーム、デイサービスに10年間勤務したんです。結婚を機に妻の出身地である西宮に移り住み、今年2023年3月に当院を開業しました。
 
畑山 阪急電鉄今津線の門徒厄神駅から徒歩5分で通いやすい立地も魅力ですね。ところで、こちらで手がけている整動鍼とはどのような施術なのでしょう?
 
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妻の寺前美鈴氏(左)
仲村 一般的な鍼の施術は、痛みがある場所に鍼を打つんです。しかし、整動鍼はまったく異なります。その考え方は“動則不痛 不動則痛”。つまり、動けば痛くない、動かなければ痛いというものです。例えば、腰の痛みを発生させている原因が腰にあるとは限らないので、本当の原因を探るため痛みに対応するツボをミリ単位で探し、1本ずつ鍼を打って、身体の動きや痛みの感じ方をよく見ながら施術していくんですよ。
 
畑山 なるほど。不調に対して根本的にアプローチするのですね。
 
仲村 そうです。「鍼を打ったら良くなった」と思っても、また別の場所に痛みが出たり動きにくくなったりするのはよくあること。整動鍼では痛みの原因を特定するため順番にツボを追いかけて、最終的に根本的な改善を目指していくんです。ですから、当院の施術に決まったメニューはありません。腰痛や肩こり、膝痛、便秘、自律神経失調症、眼精疲労など、さまざまな症状に臨機応変に対応しているんです。