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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

美しい先染キルト作品で 生徒と幸せを分かち合う
先染キルト 沙羅の華 代表 村上富士子

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 閑静な住宅街にある先染キルト 沙羅の華さんは、パッチワークキルト教室のほか、ご自身のキルト作品やオリジナル生地、キットなどの販売を手がけていらっしゃるとうかがっています。とてもかわいらしいお店ですね。
 
村上 ありがとうございます。私がパッチワークキルトと出合ったのは40代のときでした。ずっと続けていた洋裁の技術を活かせるキルトに夢中になり、おかげさまで、キルトコンテストでたくさんの賞をいただきました。そして、2007年にショッピングモールに店舗をオープンし、2022年9月に、建築士の息子が設計してくれたこの自宅の1階に移転してきたんです。ちなみに、店名は愛しの孫娘の名前から命名しました。
 
タージン ご家族の愛にあふれたお店なんですね。それにしても、村上代表のパッチワークキルトはとてもおしゃれです。その秘密はどこにあるんでしょう。
 
村上 私のキルトは、店名の通り、先に糸を染める先染の布を使っているのが特徴です。また、パッチワークキルトでは珍しい立体的な縫い方で、温かく、人の心を掴む作品を意識して仕上げています。商品はリュック、バッグ、財布や洋服などさまざまです。キルトにファスナーを付けるアイデアも私が考えたもので、今では全国に広まりました。
 
タージン 独創的なキルト作品の数々は本当にきれいですね。人気が出るのも当然ですし、村上代表に教えてもらいたい生徒さんが集まるのもよくわかります。
 
村上 パッチワークキルトは、つくる人の心の中を映す鏡なんですよ。日頃の生活で少しぐらい嫌なことがあっても忘れられるほど夢中になれ、一つ完成させると元気になってまた次もつくりたくなるのがキルトの魅力だと思っています。制作に集中したり、教室で生徒さんとわいわいおしゃべりをしたりする時間は私にとってもかけがえのないものなんです。
 
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タージン 村上代表も生徒さんたちも、キルトと向き合う時間が心のよりどころになっているようですね。今後の夢や目標もお聞かせください。
 
村上 残りの人生をパッチワークキルトと共に楽しく過ごすこと。それが私の目標です。また、当店にはわざわざ遠方からお見えになる生徒さんもおられます。皆さんに私の技術を惜しみなく伝え、一緒に幸せになってもらいたいですね!
 
タージン 笑顔が素敵な村上代表には、ぜひ、奥深いパッチワークキルトの世界をますます広めていただきたいです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私はポジティブ思考なので、いつも楽しいんですよ(笑)。私が楽しんで取り組んでいるから、生徒さんにも伝わって、皆さん楽しんで通ってくれますし、私もますます楽しくなります。
(村上富士子)
 

:: 事業所情報 ::

先染キルト 沙羅の華

〒593-8308 大阪府堺市西区神野町3-5-22