メガバンクで10年勤務し、M&A事業へ

インタビュアー 石黒彩 (タレント)
桐明 私は大学を卒業後、三菱UFJ信託銀行の前身である東洋信託銀行に就職し、米国留学経験があったことから国際業務に就いたのです。1年後には中国赴任となり、その後に日中経済協会という政府団体に出向したのが、社会人としてのスタート時期でした。
石黒 いきなりグローバルな展開で、驚いてしまいました(笑)。しかし、今のお仕事にも関係が深そうですね。
桐明 ええ。多様な業界の現場やサービス内容を知る機会になり、幅広い知識とノウハウを学びました。銀行で10年勤める中で、とにかく現場第一線で粉骨砕身に飛び回り、窓口業務などの落ち着いた仕事はほんの少しでしたね(笑)。その後、銀行からM&A仲介専門の会社に転職し、それから、デロイトトーマツグループでクロスボーダーM&A案件の担当や事業再生支援、株式会社太平洋クラブの社長を務めた経験などを経て、2007年にインテグリティサポートを設立しました。