
インタビュアー 宮地真緒(女優)
柴山 出会いは小学生の頃で、最初は習い事の一つという認識でしたね。あるとき、出場したコンテストで優勝したんですよ。それで、「自分はダンスが好きなんだ」と自覚しました。それをきっかけにダンスにハマって、とにかくレベルアップしたい一心で、いろいろな人のダンス動画を見て研究して、自分でも踊ってみる、ダンス漬けの毎日を送るようになりました。
宮地 習い事として始まったことが好きなことになって、自発的に取り組むようになったんですね。
柴山 はい。ダンスの沼にはまっていきましたね(笑)。そうやってのめり込むうちに、ダンスを将来につながる職業として意識するようになっていったんです。ただ、ストリートダンスが生まれたアメリカのダンスを知るのとそうでない場合とでは、ダンスにも大きな差が生まれることは知っていたので、単身渡米して世界トップクラスのダンスを経験することにしました。
宮地 すごい行動力ですね。本場で経験を積まれて、学ぶことは多かったと思います。
柴山 ええ、日本人の個性を活かしたダンスについて考える、いい機会にもなりましたね。
宮地 日本人の個性を活かしたダンスとはどういうものなのか、すごく気になります。