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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

誰もが気軽に楽しめる 新しい書のスタイルを
柳生書道教室/一般社団法人書道総研 書家 柳生暢春

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 四條畷市に本教室を構え、大阪市内も含めて12教室を展開されているという柳生書道教室さん。なんと40年以上の歴史ある書道教室だそうですね。
 
柳生 2023年で、44年になります。カリキュラムは初級から上級コースまで用意しているので、3歳のお子様から80代の方まで幅広い年齢層の方が通ってくれていますよ。
 
タージン そんな小さいお子さんも! 幼い子へはどのように指導されているのか気になりますね。
 
柳生 まずは書道を好きになってもらうことが一番だと考えています。幼い子は筆圧がなかったり、背丈が足りなかったりするので親子で参加してもらっているんですよ。生活の中にある書をテーマに、毎年一つずつ、例えばマグカップ、お皿、エコバック、うちわなどに書いてもらうなどの工夫もしています。
 
タージン それはおもしろそうだなぁ。子どもたちが喜ぶ姿が想像できますよ。
 
柳生 ありがとうございます。もちろん、上達していくことも書の魅力だと思いますから、暢朋書展(ちょうほうしょてん)という展示会への出品や、音楽に合わせてダンスしながら書道をする、書道パフォーマンスでの表現なども目指してもらっています。
 
タージン 書道パフォーマンスというのはまた新しいジャンルですよね。動画を拝見してこんなものもあるのかと驚きました。
 
柳生 ええ、一般的な書道のイメージを覆すようなワクワクするパフォーマンスができたらと毎回試行錯誤しているところです。
 
タージン 歴史ある教室でありながら、新しいことにも積極的にチャレンジされている姿勢が素晴らしいですよね。最近では、ネット教室にも力を入れておられるとお聞きしました。
 
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柳生 そうなんです。近くに教室がない方にも、気軽に書道を学んでもらいたいと思い始めました。作品を写真で送っていただき、そこに添削をつけてやり取りをしています。いわゆる通信教育のような形ですね。お手本や動画は無料で配信しているので、お家で黙々と練習していただけますよ。
 
タージン パソコンやスマホがあれば気軽に学べるわけですね。
 
柳生 添削が必要ないという方は、段級を取得する審査だけ申請していただくこともできます。練習の励みになりますから、ぜひそれはチャレンジしてもらいたいですね。
 
タージン 環境問わず、ご自身のライフスタイルに合わせて書を楽しめるというシステムですよね。“書”が身近なものになっていきそうで楽しみです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
子どもが好きなので、みんなの成長と書の上達を感じられるこの仕事はとても楽しいですね。努力する姿を見ると、私も励まされますよ。
(柳生暢春)
 

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柳生書道教室/一般社団法人書道総研

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