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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

歌い方や話し方も指導 自由に輝くボーカル教室
シンリボーカルスクール 代表 渡辺新里

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 大阪府茨木市にあるシンリボーカルスクールさん。渡辺代表はミュージシャンとして活躍後に某音楽スクールの講師を経て、こちらのスクールを立ち上げたとお聞きしました。
 
渡辺 はい。私は子どもの頃から引っ込み思案な性格でした。でも、歌うことは大好きで小学生のときに少しだけ声楽を習い、高校では軽音楽部に入ったんです。友人とバンドを組みビジュアル系バンドの曲もコピーしました。ただ、私は高音域の声が出にくく、無理に歌うと喉が傷むので曲のレパートリーも増えなかったんです。
 
石黒 それでも歌うことを諦めなかったのですね。
 
渡辺 ええ。高校卒業後は音楽の専門学校に進学し、ボーカルコースで指導を受けました。でも、もともと声帯が弱い私には一般的な腹式発声のレッスンが合わなかったんですよ。ライブでも上手に歌えず自分に自信が持てない日々が続きました。当時、オリジナルバンドを結成しボーカル、ギター、作詞を担当していたんですけど、メンバーの就職でバンドも解散してしまいまして。自由に楽しく歌い続けたかった私は、路上ライブやアイドルユニットで活動していたんです。
 
石黒 渡辺代表が心から音楽が好きであることが伝わってきましたよ。その後の転機は?
 
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渡辺 就職後は音楽から離れ、結婚を機に東京から大阪に転居しました。しかし、子育てをしているうちに再び音楽への情熱が湧き上がり、アコースティックギターで弾き語りをするようになったんです。そして、子どもが幼稚園に入った2016年から某音楽スクールのボーカル講師として生徒さんを指導していました。その後、2022年に独立し当スクールを立ち上げたんです。
 
石黒 まさに、歌と共に歩んできた人生ですね。では、スクールの内容を教えてください。
 
渡辺 当スクールは、基本的には茨木市駅と京都の大宮駅周辺のスタジオを使用しておりますが、生徒さんのご都合に合わせてレッスン場所を決めています。主なコースは4種類でボイストレーニングコースでは、恩師と言えるジャズボーカル教室の先生から教えていただいた指導法で、高音の出にくさや喉の痛みの悩みを解消しているんです。