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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

誇りを持てる警備会社で
人々の安全を守り抜く!

 

社風が異なる三つの会社で警備業を展開

 
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中尾忠善会長(左)、株式会社アスエーの巽智亮副社長(中央)
濱中 かけがえのない右腕の巽副社長も、野球でつながった仲間なのでしょうか。
 
中尾(圭) そうなんです。巽とは中学と大学で野球に情熱を燃やした同志です。卒業後は別々の会社に就職したものの、彼と一緒なら事業を成功させることができるという勝算があったので声をかけ、二人で力を合わせて株式会社アスエーを立ち上げました。
 
濱中 信頼関係をもとに築かれた会社というわけですね。それでは、あらためてグループ3社の業務や雰囲気の違いを教えてください。
 
中尾(圭) 当グループの会社はいずれも車線規制、交通誘導を得意としており、若手とベテランスタッフをそろえた株式会社ナカチューは高速道路の業務がメインです。若いスタッフが多い株式会社アスエーは、一般道の交通誘導に加えイベント・雑踏の警備も手がけています。ナカチューミライフ株式会社も一般道の交通誘導、イベントや雑踏の警備が中心ですね。スタッフの年齢層や業務内容が少しずつ異なる3社でグループが成り立っています。
 
 三つの会社が、まったく同じ社風で同じ仕事をしても意味がありません。安全な環境を生み出す専門分野別のスペシャリスト。それがナカチューグループなんですよ。
 
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濱中 警備会社は年配の方が多い印象があります。しかし、ナカチューグループさんは違うようですね。
 
 はい。2023年現在、ナカチューグループの従業員は170名です。毎年、新卒のスタッフを採用していることもあり、20代~30代の若者を中心に75歳のベテランまで年齢層が幅広いんです。また、人がすぐに辞める警備業界の中で離職率の低さも自慢の一つなんですよ。
 
濱中 その秘密は、やはり三つに分けたグループ展開にありそうですね。
 
中尾(圭) 濱中さんのおっしゃる通りです。ナカチューグループでは、入社後も「別の会社のほうが合っている」と判断したらグループ内で転籍してもらうこともあります。また、私が何よりも大事にしているのは、やりがいと誇りを持てる警備会社にすること。この二つを感じられる会社なら、そう簡単にスタッフが辞めることはありませんからね。