
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
中田 私は20代後半から10数年間、歯科医院に勤めていました。仕事も楽しく、充実した毎日を送っていましたね。そんな中、2014年に現在の仕事につながる家庭教師業を始めたんです。
狩野 歯科医院から、なぜ教育界へ身を置こうと決めたのですか?
中田 歯科医院の院長に、「教育こそが子どもに受け継いでもらえる唯一のものだよ」と言われたことがきっかけです。そうして子どもたちに勉強を教えるうちに楽しくなり、40代前半で大学入試センター試験を受験し、大阪公立大学の教育福祉学類で3年間学び 1年早く早期卒業しました。TOEICでは920点を獲得しましたし、宅地建物取引士の資格も取得しました。
狩野 早期卒業とは素晴らしい! 中田代表の体験談を聞くと、勉強はいつから始めても遅くはないと励まされます。
中田 おっしゃる通りです。不登校でアルファベットさえ理解不十分だった生徒さんが高校受験を機に、1月から当塾で勉強を始め私立・公立高校ともに合格した例もあります。
狩野 現在、中学生をメインに教えているとお聞きしました。授業はどのように行われているのですか?
中田 成績が平均点前後の生徒さん対象のフレッシュコースと、名門校合格を目指すエキスパートのコースがあり、前者は1対1または生徒さん2人、後者は1対1の完全個別指導です。フレッシュは学校の宿題等もフォローしつつ、「一緒に問題解決していこう」という姿勢でいます。

中田 部活で遅くなっても通えるよう、週7日22時まで、休日なしの開校を決めました。また、お子さんがゲームに夢中で学校に行かないと心配される親御さんにも、「当塾で変化できるから大丈夫です」と、これまでの経験を話して安心していただいています。
狩野 子どもに寄り添い続ける熱意に脱帽です。勉強がわかるようになれば子どもは意欲的になるし、自力で人生の難問にも立ち向かうようになれるでしょう。まさに学習塾サンライズさんは、個々の可能性を引き出してくれる最高の学び場ですね。
「仕事を楽しむ」とは‥
わからないことはあって当たり前です。苦手なことや、弱い部分はあって良い。自分を責めてしまう子どもたちには、まず肯定、共感をするようにしています。私のように、苦手分野がたくさんあったけど、大きく改善できた先生もいるんだよと伝えていきたいですね。そうして生徒の変化を間近で見るのが仕事の楽しみです。
(中田 潤)