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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

プラントに関わる工事を ワンストップで迅速対応
株式会社TKG 代表取締役社長 髙木秀樹

 
プロフィール 徳島県出身。工業系の学校を卒業後、父親が経営していた建設会社に入社。実務の中で知識を増やし、技術力を高めた。その後、不況の煽りを受けてプラント工事の業務にシフトする。2018年から個人事業主として父親から事業を引き継ぎ、2021年4月に(株)TKGとして法人化した。建設・建築業全般に加え、配管工事や各種溶接、ポンプ整備、重機オペレーションなど幅広い業務を行って地域・社会に貢献している。【ホームページ
 
 
 
石油プラントや化学プラントをはじめ、工業活動に必要な素材や資源を生み出す生産設備であるプラント。そこに存在する配管や機械、架台、建屋などに関わる幅広い工事を行うのが株式会社TKG(ティーケージー)だ。高い技術力と安全かつ迅速な施工で、顧客からの信頼も厚い。現在は、さらなる成長に向け採用にも力を注いでいる。髙木秀樹代表取締役社長に仕事への思いや会社の強み、求める人物像や育成方針などについてうかがった。
 
 
 

技術を活かしたプラント工事

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 本日は徳島県を拠点にプラント工事を手がける株式会社TKGの髙木社長にお話をうかがいます。まずは歩みからお聞かせください。
 
髙木 幼い頃から「父の建設会社を継ぐ」と決意していました。そして工業系の学校を卒業後はすぐに父の会社で働き始め、技術を磨いていたんです。ただ、不況の影響を受けて経営が厳しくなってしまいましてね。それで、プラント工事も手がけるようになったんです。最初は配管をつなぐお手伝いから始め、建設の技術力と経験を活かしながらノウハウを培い、対応できる工事の幅を広げていきました。今ではプラント工事に関するあらゆることをお任せいただけるようになっています。
 
畑山 不況を乗り越えるため、ノウハウを活かして事業の幅を広げていったわけだ。事業承継はどのタイミングで行ったんですか?
 
髙木 父が高齢になったため、最初は私が個人事業主として引き継ぎ、2021年4月に株式会社TKGとして新たな歩みを始めました。
 
畑山 社名の由来はもしかすると「髙木」の略ですか?
 
髙木 そうなんです! 「卵かけご飯」って言われることもありますけどね(笑)。