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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建設現場に欠かせない
杭抜き・山留を一貫施工

 

一貫施工の利点を活かし、杭抜きから山留へ

 
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水野 山留工事と杭抜き工事を同時にできるのは、工事をスムーズに進めるためには大きなメリットですし、依頼主にとっても、山留工事と杭抜き工事を同じ業者さんに頼めるというのは、とても安心感がありますよね。
 
鑑継 その土地の杭抜き工事を行った業者がそのまま山留工事をすれば、その土地の状態をよく理解したうえで工事を行えますから、より安全に質の高い工事をご提供できます。また、杭抜きと山留を同時に行えるということは、コストダウンにもつながるんですよ。
 
水野 そうか、山留工事に長く携わってきて“土”をよく知っているからこそ、そこが杭抜き工事にも活かされるわけですね。すごいなあ。
 
鑑継 これまでたくさんの現場で土にまみれて施工してきた経験を活かし、それぞれの土地の特性に合わせて工事を行えることが弊社の強みだと考えています。
 
水野 山留工事の工法にもいろいろと種類がありそうですね。
 
鑑継 そうですね。それぞれの現場の土質、地下水位、周囲の環境などによって適する工法が違うので、プロの目で最適な工法を選択し、施工にあたっています。
 
水野 これまでのご経験が活きているわけですね。杭抜き工事についてはいかがですか?
 
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鑑継 杭抜きでは、もともとある設計図を参照し、杭が打ち込まれている場所を読み取って作業を行います。ただ設計図とずれた場所に杭が打たれている場合もあるので、そのあたりにも今までの経験や知識が活きてきますね。
 
水野 使う重機も工法もたくさんある中で、時と場合に応じたベストな選択を判断するのは、長年の経験と知識を持つ現場のプロだということですね。鑑継社長が、現場でプロとして心がけていることを教えていただけますか。
 
鑑継 やはり安全ですね。もともと山留も杭抜きも、建築物の安全のために行われるものです。と同時に、その工事に携わる私たちの安全もしっかりと考える必要があります。どの現場においても、慌てず確実に、良い仕事をしたいですね。