矢部　利用者さんのニーズに合わせるには、柔軟な対応が必要になってきますよね。具体的にはどのようなサービスをなさるんですか？
 
二宮　身体介護では、食事や入浴、排泄といった日常生活の介助、寝たきりの方ですとオムツ交換や床ずれ予防の体位変換なども行います。生活援助は、買い物や調理、洗濯、掃除などの家事が中心です。業務は多岐にわたっていて体力勝負ですが、利用者様の笑顔と「ありがとう」の一言で疲れも吹っ飛びますよ。
 
矢部　二宮代表の「役に立ちたい」という思いが、利用者さんの笑顔につながっているんでしょう。あ！　だから事業所名もハート＆スマイルなんだ！
 
二宮　おっしゃる通り、“ハート＆スマイル”は私のモットーです。スタッフのみんなにも笑顔を追求してほしくて名付けました。笑顔の輪は高齢の利用者様以外にも広がっています。というのも、私どもは自閉症やダウン症といったハンディキャップを抱えるお子様の行動支援も手がけているんです。事業所申請に合わせて登録したところ、保護者からのご依頼が多いのに衝撃を受けました。
 
矢部　ハンディキャップを抱える子どもの保護者は、周囲の理解のなさに苦労されていると聞きます。相手に寄り添ってサポートしてくださる二宮代表のような方がいらっしゃると、皆さんさぞ心強いでしょうね。