
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
二宮 以前はアパレル業界で、洋服やジュエリーの販売に携わっていました。こう見えて、営業をしていた時にはグループ全体で売り上げトップになったこともあるんです。ただ、目標に到達しても達成感を得られず、数字ばかりを追いかけるのが虚しくなってしまいまして。誰かの役に立つ、社会に貢献できる仕事に転向したいと考えるようになりました。
矢部 アパレル業界の仕事は、二宮代表の思い描くものではなかったと。しかし、社会貢献といっても多種多様な職種がありますよね。その後すぐに介護の世界に飛び込まれたのですか?
二宮 いえ、実はその後は建築業の仕事に転職しましてね。土地活用を主体に営業をしていた際、高齢の方々と接する機会がありました。そこで、皆さん独居していたり、持病を抱えたりといったご事情のある方と出会うことも多かったんです。それがきっかけとなり、福祉業界への関心ばかりが膨らんでいきました。
矢部 なるほど。福祉に携わることで、社会貢献というご自身の理想も叶えられると考え、それが介護のお仕事につながったんですね。事業所を設立なさった背景にも、二宮代表の熱い思いがありそうですね。

矢部 どうせやるならご自身が納得いくものにしたいという気持ちが伝わってきました。