プロフィール 埼玉県出身。はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の資格を取得後、病院に約30年間勤め、腕を磨いた。そして念願の独立を果たし、激戦区である上野で鍼灸治療院を開業。多くの患者に愛される。2022年に地元の埼玉県ふじみ野市に場所を移し、未来鍼灸マッサージ治療院として再スタート。現在は、診療院での施術に加えて、訪問での施術も行っている。【ホームページ】
腰痛や肩こり、頭痛や神経痛など、さまざまな症状に対して効果が期待できる鍼灸・マッサージ。その技を極めるべく約半世紀にわたり研鑽を積んできたのが未来鍼灸マッサージ治療院の小川俊之院長だ。「絶対にツボを外さない」という卓越した技術と優しい人柄で、多くの患者から信頼を寄せられ、県外から来院する人も少なくないという。小川院長に、鍼灸の極意や診療にかける思いなどについて語ってもらった。
約50年のキャリアを有する鍼灸師

インタビュアー 水野裕子(タレント)
小川 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の資格を取得し、最初は病院に勤めました。そちらでは約10年間、入院患者様のリハビリに関わったり、外来患者様のマッサージを行ったりしていました。その後、リハビリ専門の病院に移って、そちらでは20年近く働き、研鑽を重ねて来たんです。
水野 病院で約30年ご経験を積まれ、確かな知識や技術を身に付けられたわけですね。その後、独立したのにはどのようなきっかけがあったんでしょう。
小川 実は、病院に勤めていた頃からずっと、いずれは独立したいと思っていたんです。それで、55歳のときに決意して、上野で鍼灸治療院を開業しました。そちらでは12年以上にわたり、たくさんの患者様に施術をしてきましたよ。
水野 上野は治療院の激戦区というイメージがあります。そこで10年以上にわたって患者さんのケアをしてきたというところが、小川院長の技術の高さを物語っていますね!
小川 ありがとうございます。その後、父親の面倒をみることなどを考えて地元の埼玉県ふじみ野市に戻ってきたんです。そして、2022年にふじみ野市に未来鍼灸マッサージ治療院を開院しました。