
インタビュアー 原田伸郎(タレント)
小林 はい。古くからイタリアで親しまれているアイスクリームの総称で、一般的なアイスクリームに比べて乳脂肪分が低いことが特徴です。その分、口当たりがさっぱりしているため、フルーツや野菜などとも相性が良く、多彩な味が楽しめるんですよ。
原田 小林代表がジェラートを専門とする事業を行おうと思われたきっかけはなんだったんでしょうか?
小林 海外に行くことが好きで、その中で世界中の衣食住の文化に興味を持ったことが最初のきっかけですね。その中でもイタリアで食べたジェラートには衝撃を受けました。あとは、小さな頃から絵など何かにデザインすることが大好きでして。また、海外経験をしたことで、衣食住にデザインを施したいという思いが強くなりました。現在、画家(アーティスト)、行政プロジェクト専属デザイナーとしての活動や、衣服のデザイン、住居空間の香りのデザインにも携わっております。そして今回、遂に食のデザインという観点からジェラート事業をスタートしました。ジェラートは、世界中の食文化やおいしい食材を、日本で広く紹介できます。また、どんな食材ともかけ合わせることができ、さまざまなフレーバーをつくれる点にも魅力を感じているんです。
原田 衣食住のコンプリートをしたわけですか。すごいですね! 27歳とは思えませんし、まるで人生を何周もされているような経営力をお持ちだ。ジェラートについては、これから海外の食文化を広めたいと思われたわけですね。

原田 ありがとうございます! ・・・おお、おいしい! 甘みと酸味がちょうどよく、キウイ独特のプチプチとした種の食感もまた良いですね。これはやみつきになりますよ。
小林 ありがとうございます。このジェラートには、ニュージーランド産をはじめ、さまざまな産地のキウイを数種類、厳選して使用しています。というのも、1種類だけだとどうしても味わいが単調になってしまいがちなため、味に深みを出すために異なる種類をブレンドしているんです。