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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

特注品の製作もお手の物
製缶加工を手がける工場

 

オーダーメイド製品を細心の作業で形に

 
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矢部 それにしても、事務所内は白とグレーの壁がとても落ち着く雰囲気で、デスクや椅子もそれに合わせた色や形で統一されていておしゃれですね! 清潔感のある空間ですし、スタッフさんにも喜ばれそうですよ。
 
守本 矢部さんにそうおっしゃっていただけると嬉しいです! 事務所はスタッフがくつろげる空間づくりを意識しているんです。実は工場の2階にもスペースがありまして、そこにはトレーニングマシンを設置しています(笑)。
 
矢部 これは驚きました。工場の2階にトレーニングマシンがあるんですか(笑)! スタッフの方々が自由に過ごせる空間があれば、仕事の息抜きになりそうです。それでは、詳しい事業内容についてお聞きしたいと思います。モリモトさんでは、どんな製品をつくっているのでしょう?
 
守本 最近手がけたのは、建設現場の地下に貯水池をつくる際に資材を下ろすエレベーターの土台です。これはわりと大きいもので、見た目のインパクトもあります。
 
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矢部 地下に重い資材を下ろす際にエレベーターにトラブルが起きたら大変ですよね。そのような重要なものづくりを依頼されるということは、守本社長に高い技術力があるからだと思います。ちなみに、その土台は繰り返し使うものなのでしょうか?
 
守本 基本的にはその現場専用で、使い終われば解体してしまうんです。弊社で製缶加工した製品は建物や現場の条件に合わせて設計されているので、使い回しが利きません。お客様からいただく依頼は、オーダーメイドの特注品の製造が圧倒的に多いんですよ。
 
矢部 つまり、一つひとつがオリジナルの製品というわけですね! いつも同じものをつくっているわけではないからこそ、設計通りに仕上げるにはプレッシャーも大きいでしょう。
 
守本 プレッシャーは大きいですし、もし失敗したら次の仕事にもつながりませんからね。ただ、前例がないからこそ、最高の製品に仕上げたいという思いを常に持っています。依頼してくださったお客様にご満足いただきたいので、真剣勝負でものづくりに励んでいますよ。