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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

特注品の製作もお手の物 製缶加工を手がける工場
株式会社モリモト 代表取締役 守本達也

 
プロフィール 群馬県出身。富士重工業(株)(現(株)SUBARU)で自動車設計に携わり、2000年からは父親の経営する製缶加工工場に移り、ものづくりの世界へ。以後18年にわたり製缶業務に関わって経験を積んだ後、2018年に(株)モリモトを設立。大型製缶、機械フレームおよび架台の製作、溶接加工などを手がけている。若手のスタッフ4人を牽引し、自らも製造現場で活躍中。【ホームページ
 
 
 
群馬県太田市に拠点を構える株式会社モリモト。代表取締役を務める守本達也氏は、製缶や機械フレームの製作などに携わっている。その高い技術力を生かし、市場にない一点ものの製品を世に生み出す守本社長。その卓越した柔軟さとアイデアの裏には、どんなにきめ細かい作業も妥協しない姿勢と顧客の期待に応えようとする熱い情熱がみなぎっている。そんな守本社長のこの仕事にかける思いについてうかがった。
 
 
 

働きやすく顧客も安心のクリーンな製作環境

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 群馬県太田市で製缶や機械フレーム製作などを手がける株式会社モリモトさん。工場内はとても広いですね!
 
守本 ええ。お客様からご注文をいただく製品は大小いろいろなサイズのものがありますし、工場から運び出す際に大型車やトレーラーが乗り入れられる出入り口の広さも必要です。そのようなこともあり、余裕を持って作業ができるよう、十分なスペースを確保しました。
 
矢部 だから天井もこんなに高いんですね。大きな鉄骨や金属の柱も並んでいますし、とても迫力がある光景ですよ。こういう工場はもっと雑然とした感じを想像していましたけど、掃除や整理整頓が行き届いていて、すごくきれいなのも驚きました。
 
守本 ここで事業を始めた当時は、矢部さんがおっしゃる通りの古いプレハブの事務所で、工場も雑然としていました。その後、事務所を大幅にリフォームして、工場も設備を整え今の姿になったんです。お客様が安心して依頼でき、スタッフが製作しやすい工場にしました。それに、これからこの会社で働いてくれる人材のためにも、働きやすい環境を整備したいと考えたんです。
 
矢部 きれいな作業環境が整っていればスタッフの方々も働きやすいと思います。それに、整備の行き届いた工場ならお客さんも安心して仕事を依頼できるでしょうね。