保険診療から自費診療まで、さまざまな施術で体の痛みや不調を根本から解消してくれるのが、大阪府堺市のふれあい鍼灸整骨院だ。長年のキャリアを誇る福田道久院長は、やりがいを求めて会社勤めから転身。腕利きのスタッフと共にアットホームな空間で、地元はもちろん遠方から頼ってくる人々のために奮闘中だ。鍼治療が無料の日を設け、後進の育成にも力を注ぐ福田院長のポリシーや施術の特徴を詳しくお聞きした。
会社勤めから治療家へ決意の転身

インタビュアー タージン(タレント)
福田 私は学生時代からスポーツが大好きで、怪我をすることも多く、よく整骨院のお世話になっていました。やがて、社会人になり企業に勤務し、毎日が充実していたものの、あるとき、通っていた整骨院の先生に「私にもこの仕事ができるでしょうか」とお聞きしたところ「君ならできるよ」とおっしゃってくださったんです。
タージン その一言が福田院長の運命を大きく変えたわけですね。
福田 そうなんです。楽しそうに働いている先生の姿を見て、私も治療家への転身を決意しました。すると、その先生はわざわざ専門学校に通う段取りまでつけてくださったんですよ。6年間、勉強を続け柔道整復師と鍼灸師の資格を取り、先生に紹介していただいた整骨院で修業を積み、卒業後もいくつかの治療院に勤務し院長も経験しました。
タージン 治療家としてのお仕事は想像通りに楽しかったですか?
福田 はい、施術のプレッシャーで眠れなくなることもありましたが、皆様からいただく「よくなったよ」「ありがとう」という感謝の言葉が励みになりました。もともとこのふれあい鍼灸整骨院は2004年に開業した院なんです。私は2009年からこちらに勤務し、その後、経営を引き継いで院長に就任しました。屋号も場所も雰囲気もそのままなので、経営者が変わったことをご存じない方も多いんですよ(笑)。