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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

刑事の経験をいかし 人に寄り添う行政書士
中川行政書士事務所 代表 中川元伸

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪市中央区にある中川行政書士事務所の中川元伸代表にお話をうかがいます。行政書士さんが扱う業務内容は多岐にわたるとお聞きしたことがあります。中川代表はどのような分野を得意としておられるのでしょう?
 
中川 遺産分割などの相続手続きと創業融資・補助金申請サポートを主な業務としており、相続手続きにあっては相続に関わるさまざまなご相談も承っています。さらに私は、一般社団法人相続診断協会が定める上級相続診断士という民間資格も取得しているんです。これは、相続に関するトラブルを防ぐためのサポートやアドバイスを行う資格で、保有している人は私を含め400人ほどしかいないんですよ。
 
タージン 相続に関するプロフェッショナルですね! ただ、相続は富裕層や資産家の問題というイメージもあり、一般の人にはあまり身近ではない気がします。
 
中川 そのようなイメージを持たれている方も少なくありません。しかし、実は統計を見ると、相続でトラブルになるケースは相続財産が5000万円以下であることが80%を占めるんです。
 
タージン なるほど。相続は一般の方でも起こり得る身近な問題というわけだ。
 
中川 ええ。また、私は日本不動産仲裁機構ADR調停人の資格を保有していて、裁判を起こさずとも不動産の取引や相続といった民事上の紛争解決に向けた仲裁ができます。双方の話に耳を傾け、できるだけ納得のいく解決法をご提案しますよ。
 
タージン 法律関係に詳しくない一般層からするとそのような制度があることを知っている方は少ないでしょうね。
 
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中川 万が一のことが起こる前に相談していただきたいですね。実は私は、前職では大阪府警刑事部捜査二課に所属する警察官として長年勤務してきました。その経験も生かし、身の回りのお困りごとに対するご相談も無料で承っているんですよ。
 
タージン 警察へ相談することに抵抗のある方もいるでしょうから心強いと思います。ところで中川代表は創業者への支援も行っているんですね。
 
中川 新規事業を興したい創業者に向けた起業・融資支援サポートのほか、事業再構築のための補助金申請サポートも行っています。というのも、私は警察官を定年退職した後に新たな挑戦をしたいという気持ちで開業しました。そのようなこともあり、私と同じように挑戦する経営者を応援したいと考えているんです。起業に不安を感じる方も多いので、自身の経験も踏まえてアドバイスしています。