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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一期一会で銘酒と出合う 常識破りの日本酒バー!
日本酒屋 柿炭 マスター 秋岡雄一

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 兵庫県西宮市の日本酒バー、日本酒屋 柿炭さん。私も日本酒が大好きなのでお話をうかがうのが楽しみです。まずは、秋岡さんのご経歴を教えてください。
 
秋岡 私は、以前は西宮市内の大手酒造メーカーに勤め、20年以上蔵人として日本酒づくりに携わってきました。もともと、西ノ宮駅付近に当店「柿炭」開業し、2022年に苦楽園口駅近くに移転しました。店名の由来は、できたばかりの日本酒のにごりを取るために投入する柿渋と、活性炭から取った店名です。日本酒造りの初心を忘れないために名付けました。
 
狩野 営業時間やお客さんの層なども詳しく教えてください。
 
秋岡 営業時間は午後6時から11時までです。不定休なのでお電話で確認していただけるとありがたいですね。また、当店はビールやソフトドリンクをご用意していません。日本酒とアテだけをご提供するバーです。お客様は女性が7割を占めていますね。
 
狩野 一体どんな日本酒が味わえるのでしょうか。私も興味津々です! 
 
秋岡 実は、当店に決まったメニューはありません。というのも、仕入れたお酒がなくなったら同じ銘柄は二度と再仕入れしないからなんです。全国の日本酒との一期一会を楽しんでいただくため、常にラインアップを変えるのが当店の方針なんですよ。各地の蔵元に協力してもらい柿炭オリジナルのお酒も仕込んでいますので、ぜひ、多彩な日本酒の世界を満喫してください!
 
狩野 常連になっても来るたびに違う日本酒を味わえる。これはありがたいことですよ。秋岡代表は、日本酒の伝統を守りつつ常識を壊すユニークな存在ですね。
 
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秋岡 そうかもしれませんね、私のモットーは業界の枠にとらわれないこと。自分が好きで店に立っているからお客様も喜んでくださるのだと思います。当店は酒粕を使った発酵調味料「笹のこし」を開発・販売しています。日本酒の成分を生かした美容液や米づくりの肥料も開発しているところです。また、これまでに寿司店や焼肉店をプロデュースもしてきました。次は喫茶店も手がける予定ですよ。
 
狩野 これは驚きました。日本酒の活用方法はまさに無限大ですね。
 
秋岡 おっしゃるとおりです。私は今後も日本酒に関するあらゆる仕事に取り組みます。なぜなら、日本酒のハードルを下げ多くの方に気軽に楽しんでいただきたいからです!
 
狩野 型破りな秋岡さんの、さらなるご活躍を私も応援します。頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
「数字にとらわれず、お客様、そして自分が楽しく笑顔でいられることを大切にする」だと思います!
(秋岡雄一)
 

:: 店舗情報 ::

日本酒屋 柿炭

〒662-0075 兵庫県西宮市南越木岩町11-13

ホームページ
https://kakitan.com/
Instagram
https://www.instagram.com/kakitan_japan/?hl=ja