明石浜に根差した老舗の水産仲卸店

インタビュアー 石黒彩 (タレント)
竹野 はい、約1年ぶりですね。前回は弊社で扱っている明石鯛の灰干しを召し上がっていただきました。本日は、後ほど魚の締め方やさばき方をご説明し、そのままお刺身で召し上がっていただこうと思っています。
石黒 わぁ、楽しみです! 私は実家が北海道で、普段の食卓に必ずといっていいほど鮭が出てくる家庭でしたし、お魚が大好きなんです。明石のお魚もとてもおいしいですよね。
竹野 はい。私たち吉市水産は明石の浜辺で長年水産の卸売をしていますので、自信を持っておすすめできます。昭和初期よりもずっと前から、仲卸業“吉市”としてやってきた会社です。2003年に吉市水産有限会社という法人の形になり、私は4代目の社長になります。
石黒 すごく長い歴史をお持ちの会社なんですね! こちらのお魚はどのあたりの地域まで送られるんでしょうか。
竹野 大阪などの関西圏はもちろん、東京の豊洲市場にも流しています。また、八蔵水産という別会社でネットショップを運営していまして、干物などを全国に発送していますよ。