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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

優しく身体の歪みを矯正 地域のパワースポット
こころラフ整体 院長 中口智貴

 
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インタビュアー 阿部桃子(ミス・ユニバース元日本代表)
阿部 東京都府中市にある、こころラフ整体さん。お聞きしたところ、中口院長はもともとまったく違う業界でお仕事なさっていたそうですね。
 
中口 はい。以前は不動産会社で働いていました。当時は事務仕事が多く、肩凝りや腰痛に悩まされていて、整体院や整骨院に通っても、なかなか改善されなかったんです。さらに同じ頃、たまたま親族が3人も立て続けに病気になり、亡くなってしまいまして。その状況に衝撃を受けたとともに、なぜ病院で治療を受けたりお薬を飲み続けたりしても治らないのかと考えるようになりました。そこで思い至ったのが「予防に勝る治療なし」という考えと、そのために人間が本来持っている自然治癒力を向上させることだったんです。
 
阿部 確かに、身体が不調になる前に未然に防ぐことが最善ですよね。そのお考えが現在のお仕事につながっているわけですか。
 
中口 おっしゃる通りです。そこで、少しでも多くの人の健康のために役立ちたいと思い、会社を退職してDRTという整体の技術を学びました。このDRTは主に骨盤や背骨を自然と正しい姿勢になるように調整するもので、自律神経の乱れを整えたり筋肉の緊張をほぐしたりすることで、身体全体の不調を改善に導きます。私は大学時代に合気道などの武道に打ち込んでいたこともあり、姿勢を良くして緊張を解くという考え方は、まさに武道に通じると感じました。つまり、自然な正しい姿勢を日常から意識づけることが、健康維持と不調の予防につながると考えているんです。
 
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阿部 最近ではスマートフォンを操作するのについ夢中になって、ずっと下を向いていたり猫背になったりして、姿勢が乱れがちな人も多いですよね。
 
中口 そうですね。不自然な体勢でいると筋肉がこわばったり緊張したりして、それが凝りの原因にもなりますし、背骨や骨盤の歪みにもつながって、思わぬ不調の要因にもなりますからね。
 
阿部 私もゴルフをしていて、姿勢や身体の動かし方が大事だなと感じます。見た目には同じスイングに見えても、身体の一部に張りがあると関節の可動域が狭くなってしまったり、スムーズに動かせなくなってしまったりするんですよね。そのような場合、自分自身は好調に感じていても、スコアが伸びないとか不調が続くといったことも少なくありません。