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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域貢献のためにコボつ 発展を続ける解体工事
株式会社発展工業 代表取締役 浅井太司

 
プロフィール (あざい ふとし)滋賀県出身。学業修了後、解体業の道へ進み、2022年11月に事業を法人化。(株)発展工業を設立した。20年以上にわたって培ってきた豊富なノウハウで滋賀県の湖北地域を中心に数多くの解体工事を手がけている。歯に衣着せぬコミュニケーションと繊細な心配りで従業員や顧客からの信頼も厚い。【ホームページ
 
 
 
「コボつ」という言葉をご存じだろうか。滋賀県湖北地域の方言で「壊す」という意味の古語由来の言葉だ。多くの言葉が移り変わりゆく中で、湖北地域では変わらず使われ続けている。株式会社発展工業の代表取締役、浅井太司氏は建物をコボち続けて20年以上の実績を持つ。建物の種類によって、解体に必要な手法が異なる、さまざまな現場に対応し、ノウハウを蓄積してきた。そんな浅井社長に、仕事に対する姿勢や後進育成の取り組み、地域貢献への強い思いをうかがった。
 
 
 

さらなる地域発展のために法人化

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 滋賀県長浜市で解体業を手がける株式会社発展工業さんにお邪魔しています。“発展”という社名がユニークですね。由来はどういったところにあるんでしょうか。
 
浅井 自分の気持ちをわかりやすくシンプルに表していて、しかも1度聞いただけで覚えてもらえるような社名にしました。「発展したい工業」でもよかったんですけどね(笑)。
 
タージン 向上心のある思いを社名に込めたわけだ。インパクトがありますし、縁起もいい言葉だと思います。その土地や地域で何かが発展していくためには、解体工事が必要ですから、そういう意味でもバッチリな社名です!
 
浅井 ありがとうございます。弊社は滋賀県の主に湖北エリア、市町村で言うと長浜市と米原市、彦根市の一部で事業を展開しています。私は地域の発展に貢献したい一心で、20年以上、住宅やビルなどの建物の解体を専門に手がけてきました。2022年11月に事業を法人化しまして、さらに地域への貢献を加速していこうと考えているところです。