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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

デザインセンスを活かす
イベント&飲食店運営

 

人と人との縁を大切にし、接客にこだわる

 
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名高 先ほど、運営会社を設立してお店を開店したのが、2019年とおっしゃっていましたね。経営が軌道に乗り始めるであろう時期に、ちょうどコロナ禍が重なって大変なご苦労もあったのではないかと思います。
 
唐澤 確かに、タイミングとしては最悪の時期でしたね。でも、自粛期間が明けてからは感染症対策も万全に行っていたこともあり、おかげさまで当店はコロナ禍の間も売り上げが伸び続けまして。
 
名高 おお、それは素晴らしい。何か秘訣があったんですか?
 
唐澤 おそらく、接客の質にこだわっていたからではないかと思います。というのも、当店を開く際に、メニューやサービスの質はもちろんのこと、お客様をもてなすための接客に力を入れようとスタッフ全員に話していたんです。人と人とのご縁やつながりを大切にすれば、きっとお客様も自然に来ていただけるのではないかと思ったんですよ。
 
名高 唐澤代表をはじめ、スタッフのみなさんが親切に接してくれて、店内も居心地の良い雰囲気であれば、何度も足を運んでくれるリピーターのお客さんも増えるでしょうね。
 
唐澤 おっしゃる通りですね。実は、店名のKINFOLKとは、古い英語で「縁者・親戚」といった意味を持つ言葉をもとにしているんです。その言葉の通り、お客様はみなさん家族のような気持ちで迎えていまして、常連客の方には「いらっしゃいませ」ではなく、「おかえり」と声をかけているんです(笑)。
 
名高 そうやって迎えてくれたら、お客さんも温かな気持ちになれるでしょう。そのうえ、こんなにおしゃれな店舗なら、女性客にも人気が高いと思いますよ。
 
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イベントでにぎわう店内の様子
唐澤 実は、もともと常連客として来てくれていた縁から、当店で働いてくれている女性スタッフもいるんですよ。また、コロナ禍もようやく収束の兆しが見え始めた中で、定期的にイベントも開催していまして。月に一度、地元のアーティストを招いて行うDJパーティーでは、毎回150人ほどのお客様が足を運んでくださっています。
 
名高 コロナ禍の影響によって不安な気持ちで過ごしていた地元の方々にとって、この店はまさに憩いの場になっているわけですね。
 
 
 
 

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