建物の“心臓”を担う
鉄筋工事のエキスパート
辛い状況にも耐え信頼を獲得
タージン それでは詳しくお仕事の話をうかがっていきます。御社はこの兵庫県を中心に大阪・京都府などで、さまざまな建築物の鉄筋工事を手がけていると聞いています。鉄筋工事についてどんな作業なのか、お聞かせいただけますか?
山元 鉄筋工事とは建物の骨組をつくる仕事です。図面に沿って鉄筋を組み上げていく作業は、誤差±5mmという精度で正確に行っていくんですよ。これが少しでもずれてしまうと、後々鉄筋に錆が出るなど耐久性を左右しかねません。なので、丁寧さと慎重さが非常に求められる工事なんです。また、鉄筋の種類によって組み上げる順序も変わってきますので、豊富な知識と経験が必要になってきます。熟練の職人でないと対応できないケースもあるため、弊社は人材育成に力を入れているところなんですよ。
タージン 鉄筋は建物を支える大切な部分。御社は建築物の“心臓”を担っているのですね。工事にあたり、やはり資格などもあるのでしょうか?
山元 ええ。私自身、一級鉄筋施工技能士や登録鉄筋基幹技能者といった資格を保有しています。一級鉄筋施工技能士は国家資格でして、技能試験もあるんですよ。以前は持っている人が少なかったものの、今は資格取得者が増えているようです。
タージン メジャーな国家資格になりつつあるのですね。技能試験まで突破した人なら、どんな工事も安心して任せられそうです。御社もこれまで、さまざまな施工を行ってきたのだとお察しします。
山元 戸建てや集合住宅をはじめ、ビルや工場、公共施設など、多種多様な建物の鉄筋工事に携わってきました。いろいろな現場を経験してきた中でも、やはりイレギュラーな対応を迫られた案件は忘れられませんね。工事の途中で設計が大きく変更され、大赤字が見込まれたことがありました。そのときは元請け会社さんが多少調整してくれたものの、それでも予算を大幅にオーバーしてしまいましてね。
タージン 設計や図面が途中で大きく変わってしまうと、そのぶん人手も要るでしょうし、人件費もさらにかかりますよね。
山元 そうなんです。それで工期もギリギリの状態だったものの、何とか間に合わせて仕上げました。「赤字になったとしても、ここで頑張ればいつかきっと良いかたちで返ってくる」と言い聞かせていましたね。
タージン 素晴らしい。利益としてはマイナスだったかもしれませんが、工期を守りしっかり工事をこなした御社は、そこで揺るがない信頼を獲得したと思いますよ。
山元 鉄筋工事とは建物の骨組をつくる仕事です。図面に沿って鉄筋を組み上げていく作業は、誤差±5mmという精度で正確に行っていくんですよ。これが少しでもずれてしまうと、後々鉄筋に錆が出るなど耐久性を左右しかねません。なので、丁寧さと慎重さが非常に求められる工事なんです。また、鉄筋の種類によって組み上げる順序も変わってきますので、豊富な知識と経験が必要になってきます。熟練の職人でないと対応できないケースもあるため、弊社は人材育成に力を入れているところなんですよ。
タージン 鉄筋は建物を支える大切な部分。御社は建築物の“心臓”を担っているのですね。工事にあたり、やはり資格などもあるのでしょうか?
山元 ええ。私自身、一級鉄筋施工技能士や登録鉄筋基幹技能者といった資格を保有しています。一級鉄筋施工技能士は国家資格でして、技能試験もあるんですよ。以前は持っている人が少なかったものの、今は資格取得者が増えているようです。
タージン メジャーな国家資格になりつつあるのですね。技能試験まで突破した人なら、どんな工事も安心して任せられそうです。御社もこれまで、さまざまな施工を行ってきたのだとお察しします。

タージン 設計や図面が途中で大きく変わってしまうと、そのぶん人手も要るでしょうし、人件費もさらにかかりますよね。
山元 そうなんです。それで工期もギリギリの状態だったものの、何とか間に合わせて仕上げました。「赤字になったとしても、ここで頑張ればいつかきっと良いかたちで返ってくる」と言い聞かせていましたね。
タージン 素晴らしい。利益としてはマイナスだったかもしれませんが、工期を守りしっかり工事をこなした御社は、そこで揺るがない信頼を獲得したと思いますよ。