
インタビュアー タージン(タレント)
田渕 私は現役の大学生で現在は4回生です。もともとボランティアで外国人の学習に関わっていまして。コロナ禍で日本語を使う機会が減ってお困りの在日外国人が増えていると聞いたことから、大手学習塾での講師経験も生かして当塾を開業しました。現在、外国人向けの日本語講座、中学生向けの5教科の講座をご提供しています。
タージン 中学生向けの講座が週に1回で月謝2000円。外国人向け日本語講座が週2回で1540円など料金の安さに驚きます。なぜ、このような設定にしたのでしょう。
田渕 ご家庭の経済状況によって生まれる教育格差をなくしたい。それが私の思いなんですよ。当塾は「楽しく学ぶ」をテーマに、勉強する意欲のある方はどなたでも大歓迎です。誰にでも質の高い授業を受けていただきたいから、料金も限界まで下げています。
タージン 教育の機会をより多くのご家庭に届け、苦しい生活の中でも心のよりどころにしてほしい。それが田渕塾長のお考えというわけですね。
田渕 おっしゃる通りです。私のほかにも、この理念に共感してくれた若い年代の講師が集まってくれたので、塾の中に世代間ギャップがないのも私たちの自慢なんですよ。また、オンライン塾で肝心なのは、生徒さんと講師が顔を合わせる機会を増やすことです。そこで、当塾では毎日30分間講師に質問できる「オンライン自習室」を開講していまして。生徒さんと講師が一緒に勉強したり、小テストを実施したりして、講師に親近感を持ってもらえる仕組みをつくっています。

田渕 オンライン授業だと、どうしても生徒さんがテキストの答えをこっそりのぞき見したりすることもありますよね(笑)。ですから親御さんともコミュニケーションを図り、講師との連携プレーで授業に臨むことを私たちは心がけています。
タージン 私も大学生のときから芸能活動を始めました。今、振り返っても、若いうちから自分のやりたいことに挑戦できたのは幸せなことだと感じます。田渕塾長もこれから経験を積んで、さらに素晴らしいたぶ塾へと成長させてください。応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
生徒さんのために、どういう講座をつくったら良いのか考えることですね。改善点を見つけて、新しい構想を練ることが仕事の楽しみにつながっています。
(田渕友茄)