
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
石上 弊社は1930年から続く写真館で、私の曽祖父が創業しました。私は2017年から4代目の代表として経営に携わっています。
狩野 長い歴史を持つ御社は淡路島だけでなく、京都府でも店舗を展開しているそうですね。それぞれの店舗について、教えてください。
石上 まず淡路島では、photo studio cadeau(フォトスタジオカドゥー)を運営しています。こちらでは七五三や成人式、ウェディングフォトなど子どもから大人までを対象に、地域の写真館として幅広い撮影を行っています。京都府では、京都祇園隠れ家フォトスタジオ 華色という店舗を展開しています。こちらではウェディングフォトなどを専門としておりまして。主に祇園周辺で撮影を行うほか、着物の着付けも行っています。また、同時にTABI PHOTO WEDDING(タビフォトウェディング)というサービスも手がけており、キャンピングカーを使って淡路島を中心に関西のビュースポットなどを巡りながら、ウェディングフォトの撮影をさせていただいています。広々としたキャンピングカーを使うことで、移動時に着付けやメイクができるとご好評いただいておりますよ。昨今のコロナ禍で、結婚式を挙げられないとのお悩みを聞くことが多かったため、新婚カップルの方々に喜んでいただけたらと思い企画しました。

石上 実は、この仕事にあまり関心がなかったことが影響しているかもしれません(笑)。というのも私はバリスタとして働いていたことがありまして、そのときに培った「お客様に喜んでいただきたい」というサービス精神が自身の活動の根底にあると考えているんですよ。異業界で働いていたからこそ、より客観的な視点でサービスを提供できているという自負があります。