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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

炭火焼鳥と寿司と立呑み 都心で家庭的な店舗展開
合同会社エスペランザ 代表社員 水谷藍

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 今年2022年8月にオープンしたばかりという、難波の炭火焼鳥店「とり香」にお邪魔しています。水谷代表は4年前、23歳という若さで独立なさったそうですね。経緯が気になります。
 
水谷 飲食店を営む両親の背中を見て育ったことが、私の原点だと思います。というのも、一度は会社員として働いたものの、やりたいことではないと感じて退職し、自分も経営者になろうと決意したんです。そして、両親が経営していたカラオケ居酒屋から暖簾分けしてバーを始め、その後、炭火焼鳥「とり香」、立喰い寿司「すし香」、立呑み「酔香」の3店舗を西成区で展開してきました。リーズナブルかつ本格的な料理が評判で、地元の皆様にご愛顧いただいています。
 
畑山 ものすごい勢いで、ご両親も感心されていることでしょう。ちなみに、とり香のスタートは西成区だったのでしょうか?
 
水谷 はい、初代とり香は西成区でオープンしました。次第に繁華街の難波へ進出に興味が湧き、お客様からの後押しもあり実行したんです。ですので、正確には、リオープンになりますね。
 
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畑山 お客さんの声援にも支えられ、激戦区の難波に挑まれたわけだ。手応えはいかがですか?
 
水谷 好感触ながら、家賃や物価の違いをひしひしと実感しているところです(笑)。
 
畑山 難波でリオープンするにあたり、メニューなども更新されたのでしょうか。
 
水谷 西成区に比べると女性のお客様が多くなるので、一品料理や映えるものを当店の店長を中心に開発しました。食材にこだわりながら、お値段は難波のスタンダードに合わせています。