不動産売買・再生を通じ
人との縁をつないでいく
人々とのつながりと縁を大事にする

中嶋 そうなんです。私は学生時代にさまざまなスポーツを経験し、多くの栄光と挫折を味わってきました。怪我をして競技から離れた後も、また自分が輝ける場所を求めて頑張ってきたんです。しかし、その中で気付いたのは、独りよがりの考えではいくら努力しても報われないということ。そうしてご縁の大切さに気付き、日常の中にある、多くの人との何気ない出会いでさえ奇跡であるととらえ、日常の出会いを尊重することを弊社の経営理念としました。
畑山 そのお考えにはとても共感します。素晴らしい経営理念だと思いますよ。そんなtofo real estateさんの事業の中で、力を入れている部分はなんでしょうか?
中嶋 不動産物件のそれぞれの価値を、いかに高めていけるかという点ですね。例えば、先ほども言ったような、さまざまな要因で空き家となってしまった戸建て住宅や、空室が目立つようになったマンションに対しては、リノベーションして付加価値を与えるといった運用方法が考えられます。その中で、どのように物件のオーナーさんのニーズに応え、喜んでいただけるご提案していけるかが重要ですね。そして、なんと言ってもやはり、お客様だけでなく業界の関係者同士の縁やつながりも大事になってきます。
畑山 なるほど。業界内での協力も不可欠ということですか。

畑山 よくわかります。どんな仕事でも最初は、自分自身の利益を考えるものです。でも、やはり長い目で見ると、それだけでは周囲からの理解を得られず、決して続いていかないでしょう。世の中の人のためを思うこと、そして周囲の人々と協力し合うことによって、事業は長く続いていくものだと思います。
中嶋 まさにその通りです! 独りよがりな考えではなく、周囲の人々と協力しながら互いに補い合うことが求められるんですよ。
畑山 実は私もマンションのオーナーとして経営や不動産投資を行っているんです。そのような事業を行うには、やはり入居してくださる方や、仲介してくださる不動産会社の方がいなくては成り立ちません。本当に不動産は人との縁が大事だと感じますね。