犬が犬として健やかに生きていけるように

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
橘 ええ。ただこの業界に入るきっかけとなったのは、子どもの誕生を機に飼い始めた愛犬に病気が見つかったことでしょうか。ある日その子の目に異変が見られたので病院へ連れていったところ、先天性の緑内障だと診断されまして。ただ、人の目で見て異変がわかる頃にはもう手遅れだと言われてしまったんです。なぜもっと早くに気付いてあげられなかったんだろうと後悔した私は、それまでいかに犬を“ペット感覚”でかわいがっていたのか思い知りました。そこで、単なるペットとしてでなく犬が犬としてまっとうに生きられるよう心身のケアをしたいと思い、健犬を開業したんです。
畑山 そんな出来事があったのですね。わんちゃんをケアするうえで、橘代表はさまざまな資格をお持ちだとか。
橘 犬の整体師をはじめ犬の整体インストラクターや日本獣医療テクニカルマッサージ師、愛犬救命士など、多数の資格を所有していますよ。
畑山 わんちゃんの健康を支えたいというお気持ちが資格の数に表れていますね。それでは気になる施術について、詳しくうかがっていきましょう!