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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

適材適所の業務請負 人と仕事が紡ぐ縁
株式会社Sowers 代表取締役 吉氏翔

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 兵庫県尼崎市を拠点に、主に什器施工やイベント運営などの業務請負を手がけているSowers(ソワーズ)さん。吉氏社長のこれまでの歩みからお聞かせください。
 
吉氏 私は昔から、「ひとかどの人になりたい」という強い気持ちを持っていたため、社会に出たら組織のトップを目指そうと考えていました。それで、業務請負のリーディングカンパニーに就職して着実に成果を積み上げていく中、外の世界でもっと自分の力を試したいと思うようなったのが独立のきっかけです。ありがたいことに、当時の部下が9人もついてきてくれて、今も心強い仲間として会社を支えてくれているんですよ。
 
濱中 吉氏社長は強い信念と人一倍の熱量で、仕事に取り組んできたのだろうなぁ。その背中に部下が憧れるのも納得です! 現在の業務内容についてもお聞かせください。
 
吉氏 前職でのノウハウを生かし、弊社では、元請け企業からの依頼をもとに人員を確保し、現場のすべての仕事を執り行う業務請負業をしています。請け負いの範囲内なら何でもやります。コンビニや量販店への什器施工や商業施設のイベント運営を軸に、内装リフォームや電気工事などにも対応していますよ。
 
濱中 仕事を丸ごと引き受けてくれるのが業務請負なんですね。
 
吉氏 はい。業務請負業という業態の性質上、現場では弊社の従業員だけでの作業になるので施工のできる職人の確保が最優先です。例えば什器施工の場合、店舗によって棚の規格などが異なり、施工手順や方法がすべて違います。お客様としてはそこを把握していないと現場が完遂しないので、繰り返し同じ企業に依頼することが多いです。
 
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濱中 限られた時間の中で効率良く作業してもらうわけですから、勝手をわかってくれているほうが安心ですよね。しかし、多様な仕事が舞い込んでくる中で、うまく人員を確保できるものなのですか?
 
吉氏 弊社には社員8名、登録スタッフ約200名が在籍しており、お客様からの依頼を請け、誰を何処に配置するかを決めます。個々人のできる仕事の幅などを把握し、スタッフのスキルや特性だけでなく、それぞれの相性なども考慮しつつ、割り振りを行い、その時点での弊社最大のパフォーマンスを発揮できるように心がけています。