農場で経験を積み、イチゴ農園をオープン

インタビュアー 八木裕(野球解説者)
西村 就職した会社の配属先が、たまたま愛知県のトマトの研究農場だったんです。そこで農業の進化やおもしろさに気付きまして。その後、兵庫県のJAに転職しまして。最先端の園芸施設で、約5年間トマト栽培に取り組みました。そうして昨年2021年に独立し、トマト栽培の経験と知識を活かし、イチゴ農園をオープンさせたんです。
八木 トマトから一転、イチゴをつくろうと思われたのはなぜですか?
西村 集客力を考えて、イチゴを選択しました。イチゴ狩りもできますし、直売所でも人気の作物ですからね。
八木 確かにイチゴは、ポップなイメージがありますね(笑)。お子さんがいるご家庭にも受けがいいでしょう。それに、イチゴ狩りができると来場につながりそうだ。濃恋のうえんという名前もユニークで親しみやすいです。
西村 ありがとうございます。みなさんにすぐ覚えてもらえて、なおかつちょっと“ダサい”感じの名前にしようと思い、濃恋のうえんと名付けました。
八木 なんとなく心に残るお名前です。実は、よく行くゴルフ場が近いこともあり、この場所にイチゴ農園ができたことを知っていて、ずっと気になっていたんです。