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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

最先端の技術を駆使し 甘い大粒イチゴを提供
濃恋のうえん 代表 西村大也

 
プロフィール 兵庫県出身。大学を卒業後、愛知県の農業メーカーに就職。営業職志望だったがトマトの研究農場へ配属される。そこで農業のおもしろさに気付き、約4年間勤めた後、兵庫県のJAに転職。5年間、最先端園芸施設でトマト栽培に取り組んだ。2021年に独立し、濃恋のうえんをオープン。最新技術を活用し、大粒で甘いイチゴを栽培・提供している。【ホームページ
 
 
 
農業分野において技術革新が進んでいる。従来の勘や経験に頼るだけではなく、データを活かした新しい農業のやり方も生まれてきている昨今、濃恋のうえんでは約9年間のトマト栽培で培ったノウハウを、イチゴ栽培で活用。最新技術を利用する一方、朝採りにこだわり、早朝から夕方までハードワークを続ける代表の西村大也氏に、いちごに対する情熱や、おいしさを探求するモチベーションについて話をうかがった。
 
 
 

農場で経験を積み、イチゴ農園をオープン

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 神戸市にある、濃恋のうえんさんにお邪魔しています。まずは西村代表のこれまでの歩みを教えてください。
 
西村 就職した会社の配属先が、たまたま愛知県のトマトの研究農場だったんです。そこで農業の進化やおもしろさに気付きまして。その後、兵庫県のJAに転職しまして。最先端の園芸施設で、約5年間トマト栽培に取り組みました。そうして昨年2021年に独立し、トマト栽培の経験と知識を活かし、イチゴ農園をオープンさせたんです。
 
八木 トマトから一転、イチゴをつくろうと思われたのはなぜですか?
 
西村 集客力を考えて、イチゴを選択しました。イチゴ狩りもできますし、直売所でも人気の作物ですからね。
 
八木 確かにイチゴは、ポップなイメージがありますね(笑)。お子さんがいるご家庭にも受けがいいでしょう。それに、イチゴ狩りができると来場につながりそうだ。濃恋のうえんという名前もユニークで親しみやすいです。
 
西村 ありがとうございます。みなさんにすぐ覚えてもらえて、なおかつちょっと“ダサい”感じの名前にしようと思い、濃恋のうえんと名付けました。
 
八木 なんとなく心に残るお名前です。実は、よく行くゴルフ場が近いこともあり、この場所にイチゴ農園ができたことを知っていて、ずっと気になっていたんです。
 
 
 
 

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